特別企画
トミカ新車インプレッション 8月は「マツダ CX-60」&「マツダ サバンナ RX-7(SA22C)」が登場!
2023年8月19日 09:00
ドライビングエンターテイメントSUV「No.6 マツダ CX-60」
【No.6 マツダ CX-60】
- 価格:各550円(税込)
- スケール:1/66(約70㎜)
- アクション:サスペンション
マツダから2022年に登場した“CX-60”は同社車種の中で大型の部類になるクロスオーバーSUVです。ドライビングポジションサポートとドライバー緊急時対応の技術により「2022~2023 日本自動車殿堂 カーテクノロジーオブザイヤー」を受賞しました。
CX-60はガソリン・ディーゼル・ハイブリッド(ディーゼル)・プラグインハイブリッドというフルラインナップともいえるパワーユニットの種類と2WD(ガソリン・ディーゼルで選択可)と4WD(すべてのグレードで選択可)の駆動方式が選べ、どんなユーザーにもフィットするラインナップとなっています。
マツダが誇る“スカイアクティブ(SKYACTIV-VEHICLE ARCHITECTURE)”は究極の“人馬一体”を目指すためにすべてをゼロからつくり直すという、大きなチャレンジから生まれたテクノロジーで走行性能を更に高める新世代車両運動制御技術です。エンジン、トランスミッション、ボディ、シャシーといったクルマを構成する主要な要素がゼロから設計されています。
今回のトミカのモデルはパッケージイラストやトミカ本体のディテールからガソリンエンジンのスタンダードモデル(25S S Package)だと思われます。骨太な印象がある大きなフロントグリルや一目でSUVだと認識できる前後タイヤハウスのアーチ、デザインコンセプトの「Noble Toughness(ノーブル タフネス)」による“魂動”デザインはCX-60で源流となりました。
エンジン縦置きプラットフォームとディーゼルエンジンは直6(ガソリンエンジンは直4)なこともあってフロントノーズは長めで、キャビンはやや後ろよりになることで生き物が疾走するときのような疾走感や躍動感のあるデザインとなっています。サイドから見るとフロントの力強さをやや上方へ流し、サイド先端の下側から上方へ駆け抜けるキャラクターラインで軽やかさも感じられます。街中で実車を見てもはっとするデザインです。
それではトミカになった「マツダ CX-60」を見ていきましょう。カラーリングは通常版がレッド、初回特別仕様版がホワイトになっています。通常版のレッドは“マツダの赤”とも呼ばれる「ソウルレッドクリスタルメタリック」、初回特別仕様のホワイトはマツダが新開発した「ロジウムホワイトプレミアムメタリック」がモデルになっているようです。実車では“匠塗(TAKUMINURI)”としてどちらもマツダが極めた“魂動”デザインです。
実車にあるフロントのグリルを囲うメッキパーツ、ヘッドライトは共にシルバーの塗装で表現しています。グリル中央にはマツダのロゴマークがプリントされ、グリルメッシュも高精細な印象です。サイドのフロントフェンダー後部のサイドシグネチャーも塗装で再現されいいアクセントになっています。
暗めのクリアーパーツで再現される前後左右の各ガラスですが、リアクオーターガラスはブラックの塗装による再現となっています。リアのコンビランプはレッドの塗装で表現、“MAZDA”と“CX-60”、マツダロゴがプリントで再現されています。マフラーがブラックなところでガソリンエンジンモデルがイメージと推測できます。
タイヤのホイールはトミカの一般車に使われる台形の5穴版で色はブラックとなっています。SUV車両ということもありしっかり感も出ていいバランスだと思います。タイヤの中央には一本の凸ラインが走っています。これによって走行抵抗が軽減されさらにするするっと走り直進性も高まるでしょうか。
© TOMY