特別企画

トミカ新車インプレッション 8月は「マツダ CX-60」&「マツダ サバンナ RX-7(SA22C)」が登場!

ロータリーエンジン搭載スポーツカー「29 マツダ サバンナ RX-7(SA22C)」

トミカプレミアム【29 マツダ サバンナ RX-7(SA22C)】

  • 価格:935円(税込)
  • スケール:1/61(約69㎜)
  • アクション:左右ドア開閉/リトラクタブルライト展開・収納

 マツダのスピリット、“ロータリーエンジン”を搭載してとても低く、軽く、速い日本車の中でも特に高性能なスポーツカーとして1978年に登場したのが“サバンナ RX-7”です。SA22Cという型式でマツダ・SA(FRスポーツカー用)プラットフォームを採用しクルマとしてのパッケージングは素晴らしいものでした。後にシリーズの通り名ともなるVINコードの命名方式で“FB3S”が型式番号となります。

 トミカプレミアムになったのは前期型と呼ばれるモデルのようです。前期型は単室容積573cc×2の12A型水冷2ローターエンジン(NA)を搭載していました。現在一般的なタイプとしてピストンを往復させることで得られる直線運動のエネルギーを回転運動に変換するレシプロエンジンとは構造が違い、おむすび型のローターが生み出す回転運動エネルギーをそのまま得られるので基本構造がシンプルで高効率な出力が得られる点に特徴があります。

【29 マツダ サバンナ RX-7(SA22C)】

 それではトミカになった「マツダ サバンナ RX-7(SA22C)」を見ていきましょう。ボディーカラーはグリーンメタリックです。実車では「マッハグリーン」という名称がつけられていて初代RX-7といえばこの色だよね!というファンの方も多いのではないでしょうか。

【29 マツダ サバンナ RX-7(SA22C):パッケージング】
ボディーカラーはグリーンメタリック

 とにかく薄く低く押さえられたボディラインはフロントを可能な限り低い位置からスタートさせています。それを実現させているのはリトラクタブルライトの採用です。ライト部分を内部に収納することができるのでその部分を薄くでき空力の向上に寄与します。このトミカプレミアムではその開閉をアクションとして採用しています。

 そのリトラクタブルヘッドライトは内部の丸形状のライト本体をシルバーの塗装で再現しています。リアのコンビランプはレッド塗装となっています。クルマの全周を囲う傷防止バンパーはモールドの上にブラックの塗装で再現されています。フロントとリアの“MAZDA”ロゴがプリントされています。

【29 マツダ サバンナ RX-7(SA22C)】
フロント:走ることに特化して平滑で広いボンネットフードとリトラクタブルライトが特徴
サイド:低いノーズと大きくラウンドするリアガラスが特徴
リア:空力考慮の絞り込まれたリアガラス
底面:FRレイアウトのメカニズムを支えるサポートアームなどが見られます
アクション:ドア・リトラクタブルライト開閉

 トミカプレミアムのシリーズは実車のホイールを忠実再現するのが見どころです。今回の「マツダ サバンナ RX-7(SA22C)」でも実車の純正ホイールを忠実に再現しています!前期型の4穴PCD110mmのものでシルバーで塗装されています。

 サバンナRX-7は低重心により運動性を高めたスポーツカーとしてデザインされ、小型軽量のロータリーエンジンを“フロント・ミッド”に搭載し前後重量配分も理想的なバランスに保たれています。今回のトミカプレミアム化でも十二分にそのイメージをトミカサイズに落とし込んでいます。

【29 マツダ サバンナ RX-7(SA22C):ディテール】
流麗なスタイリングのスポーツカー!
前期型がモデルです
純正ホイールをイメージ通りに再現!
とにかく低く押さえこまれたノーズが特徴的
マフラーはタイコを含めてシルバーで再現
アクションはドアとリトラクタブルライトの開閉!
このアクションがあるトミカはほんとに楽しい!
ドライバーシートとインパネ回りも細かいディテーリングがされています
シートもすばらしい形状!
たたずまいが素晴らしいです
リトラクタブルライトはやっぱりかっこいいです!
リトラクタブルライトのおかげで前面投影面積を少なくでき、空力特性向上につながります
ヘッドライトはシルバーで塗装、左に寄った“MAZDA”のロゴの印刷もあります
リアコンビランプはレッドの塗装、リアにもロゴが印刷されています