特別企画

トミカ新車インプレッション 11月は「日産 NISSAN GT-R 」&「三菱 ランサーエボリューション ファイナルエディション」が登場!

NISMO

走りに生きた、という誇り。「02 三菱 ランサーエボリューション ファイナルエディション」

トミカプレミアム【02 三菱 ランサーエボリューション ファイナルエディション(通常仕様・発売記念仕様)】

  • 価格:各935円(税込)
  • スケール:1/61(全長:約73㎜)
  • アクション:サスペンション

 三菱自動車から2015年にランサーエボリューションX(通称:エボX/エボテン)の特別仕様車“ファイナルエディション”が登場しました。ファイナルエディションは1,000台限定で発売され、それとともにベースとなったエボXも販売が終了、ランサーエボリューション(通称:ランエボ)の歴史が終わることになりました。

 ランエボは三菱自動車がWRCラリーに参戦するためのホモロゲーション(承認)するために企画されたクルマです。WRCラリーに参戦する中で着実に熟成を重ねましたがエボVII(セブン)からはランサーセディアベースでの参戦となったため実質ここでランサーエボリューションとしてのWRCラリー参戦は終了となっていますがグループNや全日本ラリーなどで活躍することになります。

【02 三菱 ランサーエボリューション ファイナルエディション】
通常仕様
発売記念仕様

 ベースとなったエボXは2007年に登場。同社のギャランフォルティスをベースとし、4B11型2.0リッター直4ターボエンジンは2015年のファイナルエディションでは313psを発生。S-AWC(スーパーオールホイールコントロール)と呼ばれる電子制御で全輪の駆動力や制動力を制御する方式でそのパワーを受け止め、ロスなく路面に伝えるすばらしいクルマに仕上がり、ランサーエボリューションとして最後にふさわしい仕様となりました。

 それではトミカになった「三菱 ランサーエボリューション ファイナルエディション」を見ていきましょう。ボディーカラーは通常版がグレーメタリック、発売記念仕様がレッドとなっています。実車で設定されているのはグレーメタリックが「チタニウムグレーメタリック」、レッドが「レッドメタリック」という名前のカラーがありそれらがモチーフとなっているようです。それぞれのルーフもブラックアウトされていて、実車でもオプション設定されていたツートンカラーを再現しています。

【02 三菱 ランサーエボリューション ファイナルエディション:パッケージング】
通常仕様:グレーメタリック
発売記念仕様:レッド

 ずばっと断ち切ったようなフロントバンパーのエアインテーク部をシャープに再現、ヘッドライトはクリアーパーツで再現しています。車両左側にオフセットさせたナンバープレートもホワイトの塗装で再現していてこれはこのクルマの標準なので再現していて楽しい部分です。フロントバンパー左右下部にあるフォグランプもシルバーの塗装です。

 エンジンルームのボンネット上にはダクトが3つもあり、インレットが中央後部に1つ前側左右にアウトレット2つがあることと、前述のとおりルーフはブラックアウトされていることで精悍さとハイパフォーマンスカーをイメージさせてくれます。リアのコンビランプはレッド、フロントと同じくナンバープレートはホワイト、マフラー先端はシルバーで塗装されています。

 中空になっているリアウイングも中央に段が付いた形状や可能な限り薄く成形されていて実車のそれを正確に再現しています。車体左右のフロントフェンダー後端からリアのコンビランプにかけてのキャラクターラインもビシっとシャープに入っています。さすがトミカプレミアム!各部が精度高く再現されています。

【02 三菱 ランサーエボリューション ファイナルエディション:全周とアクション】
フロント:大きく開いたグリルとボンネットのダクトが高性能車をイメージさせます
サイド:4ドアで使い勝手もよく、それでいてスポーティなイメージ
リア:かちっとしたリア周りでタイヤの接地感もイメージできそうです
シャーシ:4WDシステムがラリーカーをイメージさせます
アクション:サスペンション

 トミカプレミアムのシリーズは実車のホイールを忠実再現するのが見どころです。今回の「三菱 ランサーエボリューション ファイナルエディション」でも実車の純正ホイールを忠実に再現しています!ダーククロムカラーで表現され、先が2本に分かれる7本スポークのホイールはブレーキディスクまで再現しています。

【02 三菱 ランサーエボリューション ファイナルエディション:ディテール】
スパっと断ち切ったようなフロントマスクからリアにかけてアスリートのようにかちっとしまったスタイルのエボファイナル
大きなリアウイングも空気効率が高そうです
フロントグリル内には三菱自動車のロゴをプリント、向かって右にオフセットされたナンバープレートのベースもホワイト塗装でいい雰囲気です
ホイールの形状も完璧!中のディスクまで見えています
リアにもナンバープレートベースがホワイト塗装で再現されています
力強くもあり、速そうでもあるサイドビュー
ルーフもブラックアウトされた特別版です!
フロントグリル内のモールドもびっしり入っています
リアウイングの形状もバランスよく、三菱自動車のロゴと“LANCER EVOLUION FINAL EDITION”のロゴも印刷で再現されています!

今回の3車種は2023年11月18日(土)発売!

 今回ご紹介させていただいた11月のトミカ新車「No.23 日産 NISSAN GT-R」と「No.60 日産 NISSAN GT-R NISMO」、トミカプレミアム新車「02 三菱 ランサーエボリューション ファイナルエディション」はトミカの日にあたる第3土曜日の11月18日に発売となっています。

 なお、今回定番トミカの「No.23 日産 GT-R」「No.60 Honda e」と入れ替えとなります。2016年に発売されたR35 GT-Rのトミカは今回と同じNo.23となっていてタラトミーのクルマへの愛を感じるとともに実際のモデルチェンジをも感じさせてくれますね。Honda eは道路で見かけたことがあまりないのではないでしょうか。そういった希少性も含め納車もれがあれば今のうちに見つけて納車しておくことをお勧めします!

【今回入れ替えとなるトミカ】
No.23 日産 GT-R
No.60 Honda e
【ちなみに】
No.78 日産 GT-R NISMO 2020 モデル もあります

 トミカプレミアムでは「02 ホンダ インテグラ タイプR」と入れ替えとなります。2022年、アメリカのホンダ(アキュラ)から新型のインテグラが発表されて2024年1月にトミカ化される予定となっているクルマの先輩がラインナップ入れ替え対象となりました。ホンダの一時代を築いたスポーツカーの納車漏れがないようにしたいところです!

【今回入れ替えとなるトミカプレミアム】
02 ホンダ インテグラ タイプR

来月の注目トミカはこちら!

 次回2023年12月の新車ラインナップの中から筆者の目に留まったのは定番トミカ「No.72 トヨタ クラウン」、トミカプレミアム「04 トヨタ ランドクルーザー」です。世界を席巻し続けるトヨタのプレミアムカーとオフロードカー!これは納車せずにいられません!

【2023年12月登場予定のトミカ】
No.72 トヨタ クラウン
04 トヨタ ランドクルーザー
【また来月!楽しみに待っていてね!】