特別企画
トミカ新車インプレッション 1月は「トヨタ ヤリスクロス GR SPORT」&「日産 シルビア(S15)」が登場!
2024年1月23日 00:00
ドライブしよう「19 日産 シルビア(S15)」
トミカプレミアム【19 日産 シルビア(S15)】
- 価格:各935円(税込)
- スケール:1/62(全長:約71㎜)
- アクション:サスペンション・左右ドア開閉
日本の日産から初代が1965年に“ダットサン クーペ1500”として登場、S〇〇型という表記は1975年の2代目からとなり、このS15型が1999年から登場した7代目となる実に長い歴史を持つスポーツカーですがその歴史は2002年に終了となってしまい、このS15型が最終型ということになります。
S15型シルビアは先代のS14で大きくなってしまったボディサイズをダウンサイジング。5ナンバーサイズにしたことで軽快さと取り回しの良さを取り戻しました。「J's」「Q's」「K's」といったトランプ由来のモデル名を取りやめ、NAモデルを「spec.S」、ターボモデルを「spec.R」として再定義しました。
シルビアといえばそのスタイリングから“デートカー”として重宝されてきました。このS15型も小型でスタイリッシュ、2ドアクーペと2ドアコンバーチブル(オープン)が設定されておりその精神が受け継がれています。ヘッドライトは細めで釣り目でシャープでスマート。素直にかっこよさを演出しています。2ドアならではのきゅっとしまったサイドビュー、ショートオーバーハングのリアセクションで引き締まりつつ軽快さも感じるヒップラインを形作っています。
そんなシルビアはスタイリングの良さだけではなく、走る能力も素晴らしいものがあります。NAのspec.SにはSR20DEエンジン(直列4気筒 2L)で165PS(MT)、ターボのspec.RにはSR20DETエンジン(直列4気筒 2L)で250PS(MT)というハイパワーなパワートレインを持ち、S14と同じ1,240kgという車両重量からパワーウェイトレシオもよくなりコンパクトになった5ナンバーサイズということでチューニングベースとしても親しまれファンの多いクルマです。
それではトミカになった「日産 シルビア(S15)」を見ていきましょう。ボディーカラーは通常版がイエローとなっています。実車で設定されているイエローが「ライトニングイエロー」という名前のカラーがありそれがモチーフとなっているようです。イエローのS15は街中でなかなか観ることがない希少なカラーではないでしょうか。翌2月のタカラトミーモールオリジナル版のホワイトは「パールホワイト」モチーフと推測されます。こちらも楽しみですね。
特徴的な3本の支柱を持つリアウイングを高精度なパーツで再現しています。中央は垂直に、左右は若干内よりに傾斜した支柱はボディの穴に差し込まれていて別物観を感じられます。ウイング翼端がボディにくっついていないのもトミカプレミアムらしい高精度な造形だと感じられます。
薄めで釣り目のヘッドライトはクリアーパーツで表現、横長なデザインでワイドなイメージを伝えてきます。フロントバンパー下部にあるフォグランプを塗装で再現しています。フロントとリアにあるナンバープレートのベースもホワイトで塗装されています。リアにあるコンビランプも2色で塗分けてあり凝ってます!リアウイングのハイマウントストップランプも塗分けれらていてここもトミカプレミアムらしい高精細な表現となっています。
トミカプレミアムのシリーズは実車のホイールを忠実再現するのが見どころです。今回の「日産 シルビア(S15)」でも実車の純正ホイールを忠実に再現しています!シルバーの5本スポークはそのスポークにあるスジも高精度に再現しているのが見どころです。5穴のホイールナット穴も見えます。
このトミカプレミアム・シルビア(S15)のアクションは左右ドア開閉とサスペンションです。ドアの開くトミカはやっぱり楽しいですよね!特に2ドアのスポーツカースタイルのクルマはこのアクションが様になると思います。キャビン内を見るとスポーツシートやシフトノブ、サイドブレーキ、ステアリング、それにダッシュボード上の3連メーターが見えてこれは楽しい!
今回の2車種は2024年1月20日(土)発売!
今回ご紹介させていただいた1月のトミカ新車「No.102 トヨタ ヤリスクロス GR SPORT」、トミカプレミアム新車「19 日産 シルビア(S15)」はトミカの日にあたる第3土曜日の1月20日に発売となっています。
なお、今回定番トミカの「No.75 アストンマーティン DBX」「No.102 日立建機 リジッドダンプトラック EH3500AC II」と入れ替えとなります。リジッドダンプトラックは入れ替えで3月から後継車種として「No.103 日立建機 リジッドダンプトラック EH3500AC-3」が新登場します。トミカでもモデルチェンジを体験できるチャンスですので、まだお持ちでなければ今のうちに見つけて納車しておくことをお勧めします!
トミカプレミアムでは「19 トヨタ セルシオ」と入れ替えとなります。セルシオはトヨタの中で高級車の位置づけで、世界的トップレベルの静粛性や乗り心地を実現したFRレイアウトの4ドアセダンで後にレクサスになっていくクルマです。歴史の転換点となった車種ですのでこちらも納車しておくことをお勧めします。
来月の注目トミカはこちら!
次回2024年2月の新車ラインナップの中から筆者の目に留まったのは定番トミカ「No.88 日産 フェアレディZ NISMO」、トミカプレミアム「12 モーリス ミニ」です。フルモデルチェンジした日産 フェアレディZをNISMOがさらにチューンナップ。究極のZをトミカで納車してください!現在BMW傘下となっているミニはもともとモーリス社とオースチン社による“Mk-I”というクルマが源流です。そんなモーリス ミニがトミカで登場!なんともかわいいクルマぜひ納車していただきたいと思います。
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