特集
2025年発売おすすめエアガン5選【年始特集】
「BATON」「マルゼン」「LayLax」「AIRSOFT97」「G&G」ほか
2026年1月3日 00:00
円安の長期化に伴い、エアソフトガンも従来製品を中心に値上げが続いている。しかし、その一方でエントリーからミドルレンジのモデルについては、価格上昇を抑えつつも高機能化が進んだ1年だった。
特に顕著なのが電子トリガーの普及。入門機でありながらプリコック(ピストン後退保持)が可能なモデルや、高性能な「GATE ASTER」を標準搭載した海外製品が複数のメーカーから登場。かつてのような「低価格帯=調整・カスタム前提」という常識は、1〜2.5万円前後のごく一部の製品を除き、もはや過去のものになったといえるだろう。
先に公開した「東京マルイ編」に続き、今回はそれ以外のメーカーから、筆者が特に注目し、実際に購入・愛用している製品5点+番外編1本を厳選した。ぜひ年末年始の軍拡の参考にしてほしい。
G&G 電動ガン「GMS BATTO CQB」
G&Gの「GMS BATTO CQB」はショートスタイルのM4系電動ガン。「BATTO」は「抜刀」から名付けられており、取り回しやレスポンスを重視して開発されたとのこと。モーターはG&G製の高回転型「Ifrit 25K Motor-Long Axis orange(25000rpm)」、電子トリガーは「GATE ASTER SE」が採用され、それらを11.1Vリポバッテリーで駆動させる。プリコックを設定可能で、CQB(近接戦闘)エリアでの撃ち合いでは高い戦闘力を発揮するのも魅力だ。
初速は筆者が購入した個体において0.2g弾使用時で平均81.4m/sとかなり控えめな設定だが、弾道は非常に素直で40mぐらいまでなら問題なくヒットを取れる。短く、軽いので、バリケードからバリケードへとスピーディーに移動可能。コンパクトな構えもしやすい。
ただし、付属のシースルータイプマガジン「GOM-V4 30R MAGAZINE」は装弾数30発と少ない。リアルカウント勢には嬉しいマガジンだが、ちょっと高めだ。個人的には105発ノーマルマガジン「G-08-150」がお勧めである。
エアソフトガン専門店の通販サイトを見ると売り切れていることが多いが、記事執筆時にはAIRSOFT97、LIBERATOR、レプマートなどでまだ在庫が残っていた。取り回しやすく、キレがよく、箱出しでの弾道も優れているので、ビギナーの最初の1丁にもってこいだ。
- 発売日:2025年6月27日
- 価格:59,180円
- 全長:550mm
- 重量:1940g(空マガジン含む)
- 銃身長(インナーバレル長):128mm
- 弾丸:6mm BB
- 装弾数:30発
- 電子トリガー:GATE ASTER SE
- モーター:Ifrit 25K Motor-Long Axis orange(25000rpm)
- ピストン:メタルピストン
- 推奨バッテリー:11.1Vリポバッテリー(T型コネクター)
- 種別:アサルトライフル
- メーカー:G&G
BATON CO2ガスガン「BG-PCC Lite CO2GBB」
BATONの「BG-PCC Lite CO2GBB」は、CO2カートリッジを動力源とするピストルキャリバーカービン(PCC)だ。全長は実測で約560~640mm。レシーバーに樹脂素材を採用したことで、重量は約1.9kgと軽量に仕上がっている。マガジンには「GLOCK G17 CO2マガジン」を採用し、装弾数は22+1発。ハンドガンとマガジンを共用できる点は大きなメリットだ。
前モデルの「BG-PCC CO2GBB」はメタルモデルだったが、本製品では軽量化とコストダウンを目的に、アッパーレシーバー、ロアレシーバー、4面RASハンドガード、6段階調整ストックを強化樹脂製へと変更している。一方で、ストックパイプなど強度が求められる部分にはアルミニウム合金を採用。軽さと実用強度のバランスが考慮された設計だ。
ハンドガードは前モデルより短縮されたものの、4面すべてに20mmレールを備えており、拡張性は十分確保されている。ホップ調整はハンドガード付け根部分のダイヤル式アジャスターで行なう方式。テイクダウンせずに調整できるため、一般的なガスブローバックライフルよりも扱いやすい。
本製品最大の進化点は、新型ホップシステムの採用。前モデルの「BG-PCC CO2GBB」は弾道のバラつきがかなり目立っていたが、「BG-PCC Lite CO2GBB」では集弾性能が大幅に改善。箱出しの状態でも、30m先のヘッドショットや半身サイズを十分狙える精度を実現している。
CO2仕様のガスブローバックライフルは、本体価格に加えてマガジンも高価になりがちで、マガジンを複数本揃えると総額が10万円を超えるケースも珍しくない。その点、本製品は本体にマガジンを3本追加しても8万円を切る価格に収まる。樹脂製ボディーゆえに外観重視のユーザーにはやや物足りないかもしれないが、冬場でも安定して使える実用的なガスブローバックライフルを求めるのであれば、CO2タイプの「BG-PCC Lite CO2GBB」は満足度の高い1丁といえる。
- 発売日:2025年7月18日
- 価格:54,800円
- 全長:実測560~640mm前後(ストック伸長時)
- 銃身長(インナーバレル長):103mm
- 重量:1.9kg
- 弾丸:6mm BB
- 装弾数:22+1発
- 動力源:CO2 12gカートリッジ
- 種別:アサルトライフル
- メーカー:Gunsmith BATON
LayLax 電動ガン「LANCER TACTICAL AirTac Customs Gen 3」
LayLaxが国内販売するLANCER TACTICAL製の「AirTac Customs Gen 3」は、競技系プレイヤーが求めるスタイルを反映させた電動ガンだ。全長は610〜700mm、重量はマガジン込みで約1,680gと非常に軽量。下方向に可動するオフセットストックを採用しており、頬付けしやすいだけでなく、コンパクトに構えやすい点も魅力的。また、トレーサー装着を前提としたフロント周りの構成からも、インドアフィールドでの使用を強く意識した商品であることがわかる。
同系統の電動ガンとしてはG&Gの「SSG-1」がよく知られているが、本製品では銃身長(インナーバレル長)を「SSG-1」より78mm短い155mmとし、アッパーレシーバーも簡素化。コンパクトにすることで取り回しのよさを際立たせた仕上がりだ。さらに、ゲーム中でも素早くホップ量を調整できるよう、ホップダイヤルを露出させている点も実戦的なデザインである。5色のカラーバリエーションが用意されている点も、エアソフトガンとしては珍しいポイントだ。
海外ではすでに出荷が始まっているものの、日本国内では発売が2度延期されており、現時点では2026年1月発売予定とされている(販売店によって表記が異なる)。筆者もまだ実機を試用できていないが、海外YouTuberによるレビュー動画を確認したかぎりでは、箱出しの状態でも3万3000円という価格帯を考えれば、十分に高い満足度を得られそうだ。
もちろん、競技系プレイヤーのメインウェポンとして運用するのであれば、本体価格を上回るカスタムが大前提となる。しかし、インドアサバゲーをメインでプレイする予定のユーザーが最初の1丁として選ぶのであれば、コストパフォーマンスの高い選択肢といえる。
- 発売日:2026年1月予定
- 価格:33,000円
- 全長:610〜700mm
- 銃身長(インナーバレル長):155mm
- 重量:約1,540g(本体)、約1,680g(空マガジン含む)
- 弾丸:6mm BB
- 装弾数:140発
- 電子トリガー:Zion Arms Nebula ETU
- メカボックス:Ver.2
- 推奨バッテリー:7.4Vリポバッテリー(T型コネクター、1200mAh)
- 種別:アサルトライフル
- メーカー:LANCER TACTICAL
- 国内販売元:LayLax
マルゼン エアコッキングガン「CA870 TAC-10」
マルゼンの「CA870 TAC-10」は、「ハナマル」という愛称で親しまれているマルゼンのエアーコッキングショットガンシリーズ「CA870」の2025年ニューモデル。高い命中精度を実現している内部構造はそのままに、主に外部デザインに大きな変更が加えられている。
本製品は米国ショットガンメーカーであるレミントン社の「870 TAC-14」をイメージしたコンパクトモデル。新規金型で製造した大型フォアグリップは操作性が向上しただけでなく、左右と下に「M-LOK」システムが採用されており、アクセサリーを装着可能。もちろんコッキング操作に使用するので全面にアクセサリーを取り付けるわけにはいかないが、左右どちらかにライトを取り付けたり、下にフォアグリップなどを装着できる。
また、こちらも新設計の20連ショートマガジンはレシーバー内に完全に収まるので、本来のショットガンに忠実なフォルムとなる。もちろん従来の40連マガジンも使用可能だ。さらに「ショットガン用 ビーズ・フロントサイト」が同梱されており、補助的なサイトとして利用可能。「インスティンクティブ・シューティング」(本能的射撃)に慣れるまでの簡易サイトとしては非常に便利である。
完全新設計パーツが使用されているので、ほかのCA870シリーズと比べるとやや割高感があるが、大きなフォアグリップはコッキングしやすいだけでなく、しっかりとホールドできるので命中精度向上にも寄与する。ストック付きの「CA870 TAC-10 チャージャー」も2025年10月に発売されているので、膨大な「CA870」シリーズからなにを買うべきか悩むことを、存分に楽しんでほしい。
- 発売日:2025年3月18日
- 価格:17,380円
- 全長:約592mm
- 重量:約1290g
- 銃身長(インナーバレル長):230.0mm(外径8.0mm、内径6.05mm)
- 弾丸:6mm BB(0.20g弾推奨)
- 装弾数:20発(ショートマガジン)
- 発射方式:スプリングエアー・ハンドコッキング(APSトリガーシステム採用)
- 種別:エアーコッキングショットガン
- メーカー:マルゼン
AIRSOFT97 電動ガン「C.A.T. HK416A5」
AIRSOFT97を運営するSPARKが展開する電動ガンシリーズ「C.A.T.」に、常時購入可能なミリタリーモデルとして初めて加わったのが「C.A.T. HK416A5」だ。これまで限定モデルは存在したものの、通常ラインアップにミリタリースタイルがなかった点は、多くのプレイヤーにとって不満材料だった。本製品はリアル刻印を初採用しつつ、「C.A.T.」シリーズの強みである機械式可変プリコッキング機構や高いメンテナンス性、箱出しでの安定した実射性能を継承。見た目と実用性を両立したモデルとして登場した。
外観は実銃「HK416A5」を強く意識した作りで、レシーバー刻印はもちろん、アウターバレルやフラッシュハイダー、アイアンサイト、ストック形状までリアルに再現されている。ハンドガードやレシーバーにはアルミ合金を採用し、剛性の高さと重量感を両立。「C.A.T. HK416A5」はスリムなストックを備え、取り回しのよさを重視した構成となっている。アンビ仕様の操作系やフルレングスのトップレールなど、サバゲー用途としての拡張性も高い。
最大の特徴は、電子部品を使わない「機械式可変プリコッキング機構」による鋭いトリガーレスポンスだ。初速のばらつきが非常に小さく、弾道も素直で、箱出しの状態でも高い命中精度を確認できる。セミオート主体の近〜中距離戦で扱いやすく、無理なカスタムを施さずとも即戦力として使える完成度を備えている点は大きな魅力となっている。
- 発売日:2025年12月19日
- 価格:66,550円
- 全長:730mm/830mm(ストック展開時)
- 銃身長:250mm
- 重量:2,740g(本体のみ)
- 弾丸:6mm BB(0.2~0.25g)
- 装弾数:130発
- 推奨バッテリー:7.4V 30Cリポバッテリー
- 種別:アサルトライフル
- メーカー:AIRSOFT97
【番外編】WellPro 電動ガン「マイクロミニガン スーパーライト」
最後に番外編として紹介したいのが、WellProの「マイクロミニガン スーパーライト」だ。電動ガンにおけるミニガンといえば、圧倒的な弾幕を張る「最終兵器」的存在であり、畏怖と同時に憧れを抱かせるジャンルだ。本製品は、そんなミニガンの常識を塗り替える、いわば「価格破壊モデル」である。
フラッグシップモデルでは5本のメタルアウターバレルを備えるのに対し、本製品ではアウターバレルを4本に削減し、素材も樹脂製へと変更。さらにマガジンを本体一体型とすることで構造を簡略化し、軽量化と低価格化を両立している。それでも各バレルごとに調整可能なホップアップ機構はきちんと残しており、BB弾の重量や想定距離に応じた細かなセッティングが可能だ。コストを削る部分と、残す部分のメリハリが効いた構成といえる。
近年のサバイバルゲームフィールド、特に定例会ではセミオート戦が主流となっており、ミニガンの出番は決して多くない。そのため、このジャンルに高額な投資をするのは正直ハードルが高い。しかし、27,800円という一般的な電動ガンよりも安価な価格設定の本製品であれば、「飛びつきやすい」。強めのホップをかけると弾道が右斜め上に流れやすいという構造上のクセはあるものの、“BB弾を豪快にばらまく”という背徳的な快感を味わってみたい方に、しっかり応えてくれる1丁だ。
- 価格:27,800円
- 全長:518mm
- 重量:1,920g
- 銃身長(インナーバレル長):183mm(個別にホップ調整可能)
- 弾丸:6mm BB
- 装弾数:1300発(大容量一体型マガジン)
- サイクル:30発/秒
- 発射機構:セフティー、フルオート
- 推奨バッテリー:11.1Vリポバッテリー(T型コネクター)
- バッテリー収納スペース:140×35×20mm
- 種別:ミニガン
- メーカー:WellPro
2026年のエアソフトガン業界には2025年以上の大きな変革が訪れる
2025年も数多くのエアソフトガンが発売されたが、業界全体の大きなトピックとして挙げられるのが、最大手である東京マルイが新機軸の「電動ガンエボルト」を投入したことだ。加えて、2026年の早い時期にはリコイル機構を搭載した「電動ガンエボルトRS FPR Mk IV」の発売が予定されている。そのため「電動ガンエボルト」に関しては、東京マルイ純正のみならず、サードパーティー各社からも対応アクセサリーが続々と登場することが予想される。
また、記事執筆時点では正式発表には至っていないものの、他社からもリコイル機構を備えた電動ガンを示唆するティザー的な動画がX上で公開されている。これまで以上の水準となる本格・高級志向の「電動ガンエボルト」が東京マルイから出たことで、他社からもカウンターとして本格・高級志向のエアガンがでるようになるものと思われる。
2025年を経て、2026年にはさらに大きな変革が訪れそうなエアソフトガン業界の動向を、今後も注視していきたい。
その名は
— H.T.G. Basic@Airsoftブランド🔫(#玄モーター👍) (@HTG_Basic)December 25, 2025
Advansed Toy Opereation Machine#HTGベーシックpic.twitter.com/DFxR2BdOMO
— H.T.G.技術部 (@HTG_TECH)October 22, 2025

































































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