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タミヤのRCカーに挑戦! ベテランのアドバイスを受けて、パーツと走りを再検討し、新北総サーキットをさらに走り込む

 タミヤの「TT-02シャーシ NSX」で、ツーリングRCカーに挑戦をはじめた筆者。ノーマルで組んだ状態に、独学でパーツを組んでカスタマイズを行い、「タミチャレ」というレースに参加した。そのレース会場、千葉県富里市の「新北総サーキット」オーナーで管理人の小暮氏と出会い、その後サーキット走行に適したマシン造りやセッティング、走行法の指導を受けることができた。今回はさらに、他のドライバーの方々と交流することができた。

 そこでベテランドライバーと復帰ドライバーの方に筆者の走りとマシンを見てもらい、予備のパーツを貸してもらうなどの交流をしたことで、改めてコースの走行や、パーツの選択に色々な気づきを得た。これまで独学の試行錯誤を経て、周りの方に助けてもらってRCドライバーとして成長している、そんな実感を感じた。

 今回は小暮オーナーのアドバイスを活かしたセッティングでの準備と、実際に「新北総サーキット」を走って、RCドライバーの方との交流、アドバイスから得たものを語っていきたい。

練習を行った「新北総サーキット」初心者コース

金属ギヤサーボ、新タイヤで安定走行を! 初心者はノーマルパーツも有用

 筆者が新北総サーキットオーナーで管理人、小暮氏の指導を受けたレポートから、3カ月がたっている。この間筆者は家庭の事情もあってサーキットへ向かうことが出来なかったが、小暮氏からアドバイスのあったパーツを入手して組み込み、セッティングを行っていたりはした。

 小暮氏のアドバイスで新しくなった部分の説明の前に、筆者の「TT-02シャーシ NSX」のこれまでの改修ポイントをおさらいしておきたい。ノーマルの状態から、独学で行ったのは、まずRCカーカスタマイズの基本とも言うべき各軸受けのフルベアリング化だ。そしてストレートの直進安定性を向上させるために、「アップグレードステアリングセット」と「アジャスタブルアッパーアームセット」などを組み込んで前輪に内向きの角度(トーイン)をつけた。

【これまでのアップグレード】
各軸受けにベアリングを組み込み車輪の回転をスムーズに
「アジャスタブルアッパーアームセット」など様々な部品を使うことで足回りをより調整しやすくした

 そして前回は小暮氏からサーキットをレースのスピードで周回する為のアドバイスを受け、新しいプロポ・フタバ電子「3PV-R203GF」を使ってサーボを調整することで、デジタルでサーボを制御でき、しっかりとタイヤをニュートラルの状態から、左右の舵角を正確にセットできるようにした。これにより、ステアリング操作がこれまで以上に正確にできるようになった。

 ここからは、練習走行へ向かうにあたり、新たに手を加えた部分を紹介したい。回この新プロポの正確さをより活かすためにプロポと同じくフタバ電子製の「S9571SV デジタルロープロファイルサーボ(プログラマブルサーボ)」に交換した。

【新サーボ】
フタバ電子カー用サーボ「S9571SV」価格:12100円(税込)

 新しく購入したサーボ「S9571SV」は、内部にメタル2-4段ギヤとアルミ終段ギヤが採用されている。樹脂製のギヤに比べ、精度と強度が大幅に向上しているのだ。これにより、まず走行前に左右のタイヤの角度であるトリムの調整の精度が増す。

 さらに金属ギヤは直進時は左右の微妙な振れが減り、ステアリングを切った時にはよりスムースなコーナリングを行える。また、ぶつかった時に衝撃で欠けたりし難くなるのだ。やや値は張るが、クラッシュして破損することも考えると、初心者が導入するメリットは大きいと判断した。

以前使っていたサーボ(左)とフタバ電子製「S9571SV」(右)の比較。かなり小型になっている
フタバ電子製「S9571SV」(左)はサーボホーン基部の矢印部分に金属製ギヤが見えている

 2つめの改良ポイントが「タイヤ」である。前回、小暮氏からより新北総サーキットの路面に対してグリップ力の高い予備のタイヤを貸していただき、その効果を実感したのだ。小暮氏のアドバイスに基づいて前後を「ミディアムナローレーシングスリックタイヤ」に交換した。

 ノーマルの「ラジアルタイヤ」には公道を走る自動車のタイヤの様にリアルな溝がモールドされている。一方レーシングスリックタイヤは、実車のレーシングカーが装着しているタイヤ同様に溝が無いのが特徴だ。

【タイヤを交換】
RCスペアパーツ No.1049 SP.1049「ミディアムナローレーシングスリックタイヤ」価格:550円(税込)
キット標準のノーマルラジアルタイヤ(左)と「ミディアムナローレーシングスリックタイヤ」(右)

 溝が無いと未舗装の路面や濡れた路面などでは滑ってしまうが、サーキットの様な舗装された路面では接地面積が増すのでよりグリップする。また、ノーマルの「スリックタイヤ」は幅が26mmなのに対し、「ミディアムナロー」は幅が24mmと狭くなり、直径も若干小さくなっている。小径で幅狭になることで、直線でのトップスピードが若干落ちるが、コーナーでの挙動がクイックになる特性がある。

 交換後に走ってみて、特に直線でスロットルを全開にした場合やコーナーの手前でブレーキをかけた時など、加速と減速の安定性が増したと感じた。

「ミディアムナロー」のタイヤには、ノーマルのホイールは使えない。今回は12月の「タミチャレ」の景品でゲットしたピンク色のミディアムナローホイールを使用し、見た目もレーシーになった

 そして3つめは改良ではなく、ある意味デチューンではあるが「フロントアームの交換」だ。筆者は「アジャスタブルアッパーアーム」を使っていたが、クラッシュしてアームが完全に折れてしまった。そこでノーマルアッパーアームに戻した。

 ノーマルアームはアジャスタブルアッパーアームと異なり細かい調整ができないが、耐久度は上だ。クラッシュの多い初心者の間は、部分的にノーマル状態に戻すデチューンも有効なのだという。ノーマルなら壊れても交換パーツも手に入れやすい。

矢印部分のフロントアッパーアームが折れてしまった
1が「アジャスタブルアッパーアーム」。2が「ノーマルアッパーアーム」

 以上の改善を行ったマシーンで新北総サーキットの初心者向けコース外周をオーバル走行した動画を録画してみた。今回は上級者の方から様々なアドバイスを得ることができた。次ページではこのアドバイスを中心に筆者の練習走行を語っていきたい。

【タミヤのRCカーに挑戦! より安定した外部周回が可能に!】