レビュー
東京マルイ、「次世代電動ガン MP5 A4」レビュー
2023年11月18日 00:00
コードレスで汎用性が高まったハンドガードでカスタマイズの楽しみが拡がる! カスタムパーツで実用性と戦闘力を向上
次世代電動ガン「MP5 A4」は固定式ストックにバッテリーを収納する、後方配線のメカボックスを採用している。そのために、次世代電動ガン「MP5 A5」・「MP5 SD6」でハンドガード内に配線されていたコード類もオミットされている。
それにより、ハンドガード交換の自由度が拡がり、パーツを付けた時にフロントヘビーになり難くなっている。
東京マルイは、電動ガンスタンダードタイプ用でH&K純正のデザインを再現したハンドガードを発売していたが、次世代電動ガンとは固定方式やサイズの違いで使用できない。また、社外品のスタンダードタイプ用金属レイルシステムも使えなかった。そこで今回は、次世代電動ガン「MP5」シリーズに使えるハンドガード2種類取り付けていく。
社外品ハンドガードを取り付けてみた!
1つ目は、電動ガンスタンダードタイプと同じ規格の海外メーカーのG&P製タイプハンドガード「MP5 Handguard with CREE LED Flashlight GPTAL002」(6,380円前後)だ。次世代電動ガンのモチーフとなっている1990年代のMP5と言えばこのフォルムなので、当時を再現したい場合には検討したいアイテムだ。しかし取り付けられるのは規格が合うフラッシュライトのみで、汎用性はほとんど無い。
もう1つは、WII TECH社の「DAKOTA Tacticalタイプ アルミハンドガード M-LOK 東京マルイ 次世代 MP5 対応 01355」(11,550円前後)だ。こちらは次世代電動ガン専用を謳っているだけに、社外品ながらネジ1本で「ポン付け」が可能だ。アルミ製だが固定もレシーバーに被せるのではなく、突起を合わせる方式なので、金属部分が擦れて傷だらけになる心配も少ない。何と言っても、M-lokマウントを合わせることで、5面に様々なオプションパーツを付けられる。汎用性と実用性が高いカスタムパーツだ。
ただし、東京マルイの純正パーツではない社外品なので取り付けに当たっては細心の注意が必要だ。カスタムに自信があれば導入してみたいアイテムとなっている。
東京マルイ純正パーツでカスタム!
ハンドガード以外にも、次世代電動ガン「MP5 A4」には標準でマズルアダプターが付属しているので、東京マルイの各種サプレッサーやマズルアクセサリーを取り付けられる。さらに東京マルイでは次世代電動ガンMP5用のマウントベースも発売しているので、各種ダットサイトやスコープを搭載可能だ。
また、個人的には、1990年代に購入した実銃用のスリングが固定ストックに取り付けられたのが嬉しいポイントだ。これは電動ガンスタンダードタイプ「MP5 A4」を購入した時に入手した物だが、スリングスイベル取り付け部の窪みが浅い為、すぐに外れてしまうので永年死蔵してきたのだ。次世代電動ガンでリアルな形状の固定ストックになったことで、初めてガッチリと取り付けられた。
次世代電動ガン「MP5 A4」は90年代の形状をリアルに再現しているので、ガンスミスになったつもりで様々にアレンジし、モダナイズドしてみると楽しく、実用性が向上するのでチャレンジして欲しい。
まずは、屋内やバリケードなど、「MP5 A4」が元々得意とする比較的近距離での撃ち合う状況をイメージしてカスタマイズしてみた。暗い場所で有用で、短く取り回しの良さをスポイルしないフルオートトレーサーと、近距離で会敵した場合に素早く狙いを付けられるプロサイトを搭載。ハンドガードのプロライトは索敵と牽制に有効だ。バーチカルグリップは射撃姿勢のままで移動して、プロライトのスイッチへのアクセスも容易になる。
拡張性を活かして、短機関銃の取り回しの良さを損なわずに実用性を高められるカスタマイズができる。
次世代電動ガン「MP5 A4」はM-SYSTEMによって高い実射性能を誇っている。特に電子制御でのセミオート射撃、バースト射撃は他の銃にはない特徴だ。そこで、次はズームスコープを載せサバイバルゲームでの中距離支援射撃を想定したカスタマイズも行なった。
3倍ズームは開けたフィールドで30~40mぐらいの距離を狙うのに丁度良い。リアサイトに干渉しないように、ハイマウントのスコープリングを使い、チークパッドで頬を少し持ち上げて視線を上げる。ナイツタイプの長いサイレンサーは減音効果が高く、作動音が大きい次世代電動ガン「MP5 A4」でも狙撃地点を特定されにくくなる。
短機関銃ならではの取り回しの良さはやや損なわれるものの、ライフルをスナイパー仕様にするのに比べればコンパクトに仕上がる。
初心者~ベテランまで、本物感溢れる反動を味わいつつターゲットを撃ち抜ける!安定の実射性能
最後に実射性能についても触れておく。東京マルイ製0.2gBB弾を使い、適正ホップをかけた状態での初速は90m/s超えだった。充分なパワーが出ている。ノーマル箱出しでサバイバルゲームで活躍できる実用性がある。
今回は、埼玉県川口市のサバゲーショップ「ミリタリーブラッド シューティングレンジ」で試射を行なった。試射では、15m先のターゲットを正確に捉えられ、次世代電動ガン「MP5 A5」同様の高い実射性能は変わらないことを確認。固定式ストックになったことで、安定性が増しているので、強烈なリコイルをコントロールし易くなり、より命中精度は高くなっていると感じた。
汎用性/拡張性高い! 初心者~ベテランまで、オススメの次世代電動ガン「MP5 A4」
固定ストックを装備し、ハンドガード内のコードをオミットすることで、マイナーチェンジという形容では控えめ過ぎるぐらいにポテンシャルを広げたのが次世代電動ガン「MP5 A4」だと感じた。ハンドガードの交換や、実銃用スリングが使用できる様になったり、ベテランゲーマーとしても見逃せないポイントは多い。
なお、今回は知人でモデルのリラさんに、本商品を構えてもらった。エアガンが生まれて初めてということだったので、せっかくならと射撃体験をしてもらったのだが、狙い方を少し教えただけでターゲットをヒットしていた。
ここまで紹介してきたように、次世代電動ガン「MP5 A4」は、第1弾「MP5 A5」での衝撃的なまでの本物感を踏襲したフロント~レシーバー部分に、電動ガンスタンダードタイプでは再現出来なかった部分をリアルに再現した固定ストックが付いている。1990年代に製造された「MP5 A4」を限りなく忠実にモデル化した再現性に大きな魅力がある。
また、固定ストックにバッテリーを収納してハンドガードの交換の幅が拡がり、様々なオプションパーツで自分好みにカスタマイズする拡張性の高さで、「MP5 A5」「MP5 SD6」にはなかった楽しさが味わえる。そして固定ストックになったことで、次世代電動ガンならではの強烈なリコイルを受け止められ、初心者でもより安定した射撃姿勢が保てる実用性も兼ね備えている。
以上のことから、再現性/実用性/拡張性の高い次世代電動ガン「MP5 A4」は、万人にオススメできる製品だと言える。是非試してみてほしい。