特別企画
「トミカ新車インプレッション」7月はトミカ新車「スバル WRX S4 STI Sport R EX」&「三菱 ランサーエボリューションⅥ GSR」が登場!
走りを好むファンがイチオシするクルマがトミカになった!
2022年7月15日 00:00
- 【トミカ No.76 スバル WRX S4 STI Sport R EX
- (通常仕様/初回特別仕様)】
- 7月16日 発売予定
- 価格:各550円(税込)
- 【トミカプレミアム 13 三菱 ランサーエボリューションVI GSR
- (通常仕様/発売記念仕様)】
- 7月16日 発売予定
- 価格:各880円(税込)
毎月第3土曜日に発売されるトミカ新車インプレッションをお届けするこの連載企画、今回は2022年7月の新車から定番トミカ「No.76 スバル WRX S4 STI Sport R EX」とトミカプレミアム「13 三菱 ランサーエボリューションVI GSR」を取り上げていきたいと思います。実車メーカーのスバル・三菱とも“走り”を大事にするメーカーであり、今回の車種も長きにわたってファンから支持され続けるスポーツカーシリーズです。
スバルの「WRX S4 STI Sport R EX」は鍛え上げられた走行性能はもちろんのこと、最新の運転支援・安全機能を搭載した最新車種。三菱の「ランサーエボリューションⅥ GSR」は1999年に登場し、WRC(ワールドラリーカーチャンピオンシップ)の舞台で勝つために作られたクルマで通称“エボVI(シックス)”としてファンに親しまれています。どちらの車種もトミカ化にふさわしいラインナップとなっています。
他にも「トミカ No.33 カロ・ビー」や「ドリームトミカ No.168 星のカービィ」、「トミカワールド 変形出動!ビッグファイヤー&コマンドステーション」なども同日に発売します。
タカラトミーが展開するトミカは“子供の手のひらに収まるサイズのミニカー”というコンセプトを掲げ1970年に誕生しました。ボディの素材にはダイキャストを使用し、手に取った時のずっしり感と実車同様焼き付け方式による美しくも強固な塗装が施されたトミカは手の中で格別の存在感を放つ存在として50年を超える歴史を積み重ねて2021年末には累計販売台数は7億台を超えました。
軽く押すだけでするするっとよく走る走行性能やクルマによってはサスペンションやドアの開閉等のアクションも持っています。手ごろな価格でもあることからファンも多く、物心つく前から触れている方も多いのではないでしょうか。
7月の新車の特徴は双方とも日本を代表するメーカーのスポーツカーであり、スバルには“スバリスト”と呼ばれるファンがいるほどその走りの良さに定評があるメーカーです。三菱の“ランサー・エボリューション”シリーズに乗り続ける熱狂的なファンがいます。WRCというラリーの世界選手権に参加していたところも共通でどちらのメーカーにも“ラリーで勝つ”イメージがあります。
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4つの“S”をSTIがチューンする「No.76 スバル WRX S4 STI Sport R EX」!
【No.76 スバル WRX S4 STI Sport R EX:初回特別仕様 / 通常仕様】
- 価格:各550円(税込)
- 1/62スケール
- アクション:サスペンション
2022年7月発売の定番トミカの目玉のひとつが「No.76 スバル WRX S4 STI Sport R EX」。「WRX」シリーズは2014年に「インプレッサWRX」から枝分かれして単体で名乗ることになったクルマで現在のスバルでもっとも高性能なスポーツモデルです。“WRX”は“World Rally eXperimental”を意味し、“S4”は「Sports performance」「Safety performance」「Smart driving」「Sophisticated feel」の4つの“S”からとられています。“STI”はスバルの競技車両チューナーであり走りを大事にする購入者がこの名前が入っているかを気にする重要なブランドとなっています。そして今回トミカになった“Sport R EX”はWRX S4の2022年発売の最上位グレードとなっています。
インプレッサと別れたWRXはスバル・レヴォーグをベースにセダン化されたものでインプレッサが大衆化方向へ向かう一方、スバルが持てる最新技術を注ぎ込んで走行性能を鍛え上げている車種です。エクステリアはレヴォーグ顔から「VISIV コンセプト」を思わせる顔つきになり、4輪の周囲をSUVを想起させる黒いフェンダーが囲っています。リアのコンビランプは最近のスバル車の共通イメージとなる“コ”の字の形状になっています。
それではトミカになった「スバル WRX S4 STI Sport R EX」を見ていきましょう。カラーリングは通常仕様が「オレンジ」初回特別仕様は「ブルー」となっています。ブルーはスバルといえばこの色ですし初回特別仕様ですからとても人気が出そうです。
クルマを構成するヘッドライトやリアコンビネーションランプは塗装で表現、フロントはスバル車を体現する6角形の“ヘキサゴングリル”と実車でも大きくブラックアウトされた下部もブラックの塗装で再現、実車そのままのディテールとなっています。エンジンフードから角度の浅いフロントガラスを通ってなだらかにリアへ向けて落ちていくラインはセダンタイプのクルマでありながらクーペ的な流麗さを持っていますが、トミカでも実車のイメージ通りとなっていてきれいなラインを描いています。
定番トミカである「スバル WRX S4 STI Sport R EX」のホイールはトミカのスポーツカーやレーシングカーに使われるシルバーメッキのものです。タイヤを覆うフェンダーは実車同様SUV的なブラックとなっていてアクセントになっています。ボンネットにはWRX特有のエアインテークとなるダクトがデイテーリングされ、ボンネット自体のキャラクターラインも忠実に再現されています。アクションはサスペンション機能となっています。
© TOMY