特別企画

トミカ新車インプレッション 7月は「EQS バイ メルセデス-EQ」&「ランボルギーニ ムルシエラゴ」が登場!

変革のさなかに生まれた闘牛「05 ランボルギーニ ムルシエラゴ」


    トミカプレミアム【05 ランボルギーニ ムルシエラゴ】
  • 価格:各935円(税込)
  • スケール:1/62
  • アクション:なし

 アウディ傘下となったランボルギーニから初めて登場したのがこの「ムルシエラゴ」というフラッグシップ・スポーツカーです。“コウモリ”の意味を持つ名前でありながらランボルギーニの伝統である車名の名づけ方での“19世紀に存在した伝説的な闘牛”の名前でもあります。

 開発の途中段階にあったムルシエラゴはまだアウディの影響は少なく、ディアブロの設計思想を受け継いでいて角断面を持つ鋼管スペースフレーム構造で外部からの応力をほぼすべてシャシーによって負担する構造となっています。ディアブロはMRと4WDでしたが、ムルシエラゴでは4WDのみとなっています。

【05 ランボルギーニ ムルシエラゴ】
一目でランボルギーニとわかる低く平べったいスタイリング

 それではトミカになった「ランボルギーニ ムルシエラゴ」を見ていきましょう。ボディーカラーは通常版がオレンジ、発売記念仕様版がイエローとなっていて両方揃えるととても華やかな印象です。それぞれ実車ではオレンジが伝統的な色で人気のある「Arancio Atlas」、イエローは特別色である「Giallo Orion」をモデルにしているようです。

【05 ランボルギーニ ムルシエラゴ:パッケージング】
通常仕様がオレンジ
発売記念仕様がイエロー

 まさに“ランボルギーニ”を体現する薄く平べったいボディシェイプが美しい!低いフロントノーズからルーフまでほぼリニアに立ち上がっていくラインは2シーターのショートキャビンの上を抜け、アウトラインとしてはリアへすーっと流れていき空力野」良さを感じさせます。リアセクション中央はエンジンフードを兼ねるルーバーが特別感を醸し出します。

 ヘッドライトはクリアーパーツで再現!内部のバルブもモールドされていてプレミアム感がとても感じられます。リアのコンビランプも内部がレッド塗装にクリアーパーツの豪華版となっていて直下にあるメッシュカバーも表現されています。

【05 ランボルギーニ ムルシエラゴ】
フロント:ランボルギーニスタイルを体現するフロントセクション
サイド:薄く平べったいボディシェイプ
リア:エンジンを搭載するためフードを備える
底面:前後のタイヤの幅が違うことに注目。リアが太い!

 トミカプレミアムのシリーズは実車のホイールを忠実再現するのが見どころです。今回の「ランボルギーニ ムルシエラゴ」でも実車のホイールを忠実に再現しています!ランボルギーニならではのルーフの低さで少々見にくいところはありますが、2シーターの実車の車内を再現しています。

 4WDレイアウトとはいえ、ムルシエラゴはドライバーの後ろにエンジンがあるミッドシップ4WDです。2シーターですからドライバーの直後にエンジンを搭載することでそのエンジンサウンドをより間近に聞くことができます。一度実車に乗り込んでみたいものです。

【05 ランボルギーニ ムルシエラゴ:ディテール】
ムルシエラゴの流麗なスタイリングを再現
ヘッドライトはクリアーパーツで、バルブの形も見えます
リアランプもクリアーパーツの特別感。その下のメッシュディテールも再現
リアセクション、段々になったエンジンフードのディテールがすばらしいです
実車のホイール形状を忠実に再現しています
部位によるパーツの質感の違いが楽しい
センター出しのマフラーは2本
フロントのメッシュグリルもしっかり再現!
リアとの対比でドライビングポジションの低さが際立ちます
【05 ランボルギーニ ムルシエラゴ:遊んでみた!】
甲高いエキゾーストノートを響かせてムルシエラゴが街にやってきた!
その存在感は待ちゆく人々の視線を奪う
華麗なカラーリングは街を華やかにさせます
もちろんサーキットだってお手の物!
コーナーだってすいすいっと!すごいクルマ!

今回の2車種は2023年7月15日(土)発売!

 今回ご紹介させていただいた7月のトミカ新車「No.47 EQS バイ メルセデス-EQ」とトミカプレミアム新車「05 ランボルギーニ ムルシエラゴ」はトミカの日にあたる第3土曜日の7月15日に発売となっています。

 なお、今回定番トミカの「No.47 ダイハツ タフト」「No.109 DHLトラック」と入れ替えとなります。納車もれがあれば今のうちに見つけて納車しておくことをお勧めします!

【今回入れ替えとなるトミカ】
No.47 ダイハツ タフト
No.109 DHLトラック

 トミカプレミアムでは「05 ランボルギーニ イオタ SVR」と入れ替えとなります。同じランボルギーニを代表する名車イオタSVRはムルシエラゴと並べても歴史を感じられる一台だと思います。トミカプレミアムだから感じられるハイディテールのランボルギーニをぜひそろえていただきたいと思います。

【今回入れ替えとなるトミカプレミアム】
05 ランボルギーニ イオタ SVR

来月の注目トミカはこちら!

 次回2023年8月の新車ラインナップの中から筆者の目に留まったのは定番トミカ「No.6 マツダ CX-60」とトミカプレミアム「29 マツダ サバンナ RX-7(SA22C)」です。CX-60は実車が登場したばかりで話題のマツダのクロスオーバーSUV車です。サバンナRX-7は同じく1978年にマツダが開発し、後の“RX-7”神話を形作る最初のクルマです。奇しくも同じマツダのクルマがラインナップされました。ぜひとも納車していただきたいと思います。

【2023年8月登場予定のトミカ】
No.6 マツダ CX-60
29 マツダ サバンナ RX-7(SA22C)
【また来月!楽しみに待っていてね!】