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東京マルイ新作は「SAA.45 キャバルリー カスタム」! 「千束の銃」再販情報などマルイブースの見どころ紹介【#静岡ホビーショー】

【SAA.45 Cavalry Custom】

発売日・価格:未定

【第62回 静岡ホビーショー】

開催期間:5月8日~12日

会場:ツインメッセ静岡

(静岡県静岡市駿河区曲金3-1-10)

入場料:無料

 「第62回 静岡ホビーショー」にて、東京マルイは新作エアコッキングガン「SAA.45 Cavalry Custom」など、同社の今後の新製品を展示している。

 新製品の「SAA.45 Cavalry Custom」は、コルト・シングルアクション・アーミーを元にした10歳以上向けのエアーリボルバープロシリーズ「SAA.45」の新作。オリジナルのカスタムを施したバージョンが新たにラインナップされた。

 会場では他にも、「リコリスリコイル」コラボガスガン「千束の銃」の7月再販も発表。各ショップにて予約開始直後に完売となったが、事前の予告通り期間生産品として再び展開される。

 本稿では会場で撮影した撮り下ろしと共に、東京マルイブースの各製品について紹介していく。

「SAA.45」シリーズ新作はコッキングレバーも光沢塗装されて塗装の質感がアップ!

 前述したように、本製品は同社「SAA.45」シリーズの新作。これまでに「シビリアン」、「アーティラリー」が計4種展開されており、新たに騎兵向けに開発された7.5インチモデルのキャバルリーが同シリーズにラインナップされた。

 今回発表された「SAA.45 Cavalry Custom」はハンマーがシルバーグレーに塗装されており、従来のシリーズ製品よりもリアルさが増している。さらに、新規製作された独自のメダリオン付きグリップに、グリップの木目再現塗装など、細部にまでこだわりを感じられる。

 そんな本製品の中でも特に注目していただきたいのが、真鍮風に塗装されたグリップの基部からトリガーまでのクラシックな箇所だ。真鍮製のパーツを使っていると無骨な武器という印象よりも一種の趣ある骨董品というイメージになる。

 真鍮塗装の部分に装飾を施したくなる人も多いのではないだろうか。

 なお、本製品のバレルは7.5インチとなっており、これまでの「SAA.45」シリーズよりも長いが、威力自体は他のシリーズ製品と同じだという。対象となる10歳以上の子供も安心して遊べるので安心してほしい。

 また、会場ではホビージャパンの協力の下、テンガロンハットとセットでレザーホルスターに入った状態も展示されている。まさに“西部開拓時代”といった雰囲気だ。

予約即完売の「リコリコ」コラボガスガン「千束の銃」は7月再販

 3月14日に各ショップにて予約受付が実施され即完売した人気のエアガン「千束の銃」の再販が7月に決定した。担当者によれば、「『千束の銃』に関しては東京マルイもできる限りの数を出荷した」とのことだった。反響が想像以上だった模様だ。

 以前「東京マルイFESTIVAL 2023」でも伺ったように、「千束の銃」の売上が好調なため、“たきなの銃”にも非常に前向きになっている様子。しかし、その場合には「千束の銃」のデトニクスの様に元となるマルイ製品がないため「いちから開発する必要がある」というのがネックになっている模様だ。なお、「“真島のライノ”に関しての声も出ている」と話したところ認識はされていた。ユーザーの声もしっかりと届いている。

 いずれにしても、一次生産分で購入できなかった方は今後の各ショップの動向に是非注目していただきたい。なお、マガジンに関しても同時期の出荷が予定されているので、サバゲーで使いたい方もマガジン不足にならずに済みそうだ。

5月の新製品「ハイキャパ ホワイト D.O.R」展示!

 会場では、5月22日発売となる最新ガスガン「ハイキャパ ホワイト D.O.R」も展示されている。発売よりも一足先に生でその姿を確認できる貴重な機会だ。

 「ハイキャパ ホワイト D.O.R」は、2021年末に発売の次世代電動ガン「AK ホワイトストーム」と同じく近未来的でSF風な外観のエアガン。担当者によれば「SF感のあるシリーズとして展開している」とのことで、「今回の売れ行き次第では次回作も十分考えられる」とのお話を伺えた。実際に「AK ホワイトストーム」の売れ行きも好調だったという。

 今回の「ハイキャパ ホワイト D.O.R」もだが、同じ白でも若干各部で色合いを変えてあったりトリガーの赤も明るさを微調整したりと、本気で“SFらしい”銃を目指している。なお、白は傷が目立ちやすく、汚れもつきやすいため製造にコストがかかるとのことで、「ハイキャパ D.O.R」よりも価格が高めに設定されている。「ハイキャパ D.O.R」は17,380円、「ハイキャパ ホワイト D.O.R」は27,280円だ。

 会場ではそのままの状態と同時発売の「マイクロプロサイト ホワイト」を装着した状態が展示されている。

電動ガンプラスシリーズは今後も続く! 今後はリポを前提とした電動ガンを展開か?

 会場では他にも、「電動ガンプラス」シリーズも展示中。同シリーズは現在「G36Cプラス」までの全3点が展開されており、担当者によれば「スタンダード電動ガンから電動ガンプラスへと移行していく」とのことだった。東京マルイは2023年にリポバッテリーを発売してから、それを前提としたエアガンを続々と展開してきたが今後もその流れが続きそうだ。

 会場では「電動ガンプラス」第2弾の「パトリオットプラス」の試射ブースも設置されているので、リポバッテリーとその対応電動ガンの組み合わせによる撃ち味を是非体感してほしい。

 さらに、会場では2023年の「第61回 静岡ホビーショー」にて発表された14歳以上対象を対象とした開発中の「電動ガンRシリーズ」も展示中。こちらも人気があれば「M4A1 R」と「AK47 R」以外にも展開される模様なので、14歳以上18歳未満にエアガンの魅力を伝えたい方はプレゼントしてもいいだろう。マガジン/本体のサイズは大人用となっているため、成長しても使い続けられる良さがある。

「G36Cプラス」
「パトリオットプラス」
「P90プラス」
試射ブースの様子

2024年の「東京マルイ FESTIVAL」も楽しみ!

 2024年も「東京マルイ FESTIVAL」は開催予定だ。島村氏によれば、「元々は新製品発表会ではなく、エアガンに触れたことのない人にも実際に触って欲しいという思いから開催している」とのことなので、今年も2023年同様に実際にエアガンに触れて撃てるようになりそうだ。これまでエアガンに触れたことのなかった人は是非お試しに行ってほしいし、既存のユーザーはこの機会に友人知人にエアガンの良さを伝えてほしい。

【「東京マルイFESTIVAL 2023」の様子】