レビュー
ガンプラ「MGEX 1/100 ストライクフリーダムガンダム」レビュー【後編】
2022年11月18日 00:00
装甲を組み付けていくとシルエットが大きく様変わり!
それでは“究極の金属表現”で構成された内部フレームに装甲を組み付けていき、ストライクフリーダムガンダムを完成させていきましょう。あれだけピカピカゴールドのフレームをわざわざ隠すようなことではありますがやっぱりガンダムであることを確認したいですよね。
なんだか寂しい作業なのかと思っていたら各装甲裏にもびっしりとモールドがあることがわかりました。これはこれでパーツを一つずつ確認して“これはどういう意味のモールド?”といった考察も楽しいと思います。ここまでも飽きさせずにガンプラを楽しませてくれる開発陣に感謝!
ボディ(上半身)装甲に組付ける。細かな注意点も!
ボディ(上半身)に装甲を組み付けても各部の稼働を阻害することはありません。特に可動が集中する腹部周辺はフレームだけでの可動より装甲があるほうが印象がだいぶよくなります。これは左右の脇腹の上下動が色が違うパーツがあることで強調されるためです。
腕部に組付ける。一気に印象が変わっていくのが楽しい!
フレームでは華奢なイメージもあった腕部ですが、装甲によってここまで変わるものか!と組付けが終わってその印象ががらりと変わります。前腕部のビームシールド周辺が込み入った印象があるものの難しいところではありません。肩アーマーへの組付けでは先ほどの腹部・脇腹で感じたような装甲パーツがあることで感じるコントラストの違いなどの楽しさを垣間見ることができると思います。
ボディ(腰部)に組付ける。可動に合わせてカラー別のパーツで情報量が増す!
腰部のスカートアーマーには可動する部分があり、それらはカラーリングも変えることで情報量が増しています。キットではパーツもその単位で分割されていて連動可動も実現していますから組んで動かして楽しい部分となっています。
脚部を組み立てる。屈指のボリューム感をともなってさらに力強く!
装甲組付けもいよいよラスト、脚部への組付けを行います。複雑な部位でもありますので若干ながらパーツ数も増えていますが基本はこれまで同様、フレームへの貼り付けですので難しくはありません。冒頭で書かせていただいた装甲裏へのびっしりモールドはここで見つけました。組付けると確実に見えなくなるパーツの裏側にこれでもか!とモールドを彫り込んでありますのでしげしげと眺めながら作業ができると思います。
装備を組み立てる。ディテールたっぷりに魅せる!
装備はスーパードラグーンシステムをのぞいてクスィフィアス3レール砲が2門、高エネルギービームライフルが2丁、シュペールラケルタビームサーベルが2本、ビームシールドが2枚となっています。ビームライフルもレール砲もほぼ同じものを2つ組み立てるだけなのでそう難しくはありません。
専用ジョイント以外は汎用品ではありますがスタンドが付属しています。なぜこれが標準添付かというと、ストライクフリーダムガンダムを組み上げるとわかるのですがバックパックがことのほか重く、ほぼ自立させることができないためのようです。派手めなポージングをさせたい機体ですからスタンドの付属は歓迎すべき仕様だと思います。汎用スタンドに専用ジョイントアダプターを付けて利用します。
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