レビュー

ガンプラ「MGEX 1/100 ストライクフリーダムガンダム」レビュー【後編】

究極の金属表現を装甲で包み込み、ガンプラ史上最高のストフリが舞い降りる!

【MGEX 1/100 ストライクフリーダムガンダム】

開発・発売元:BANDAI SPIRITS

発売日:2022年11月19日

価格:15,400円(税込)

ジャンル:プラモデル

サイズ:全高約189mm

 ガンプラ「MGEX 1/100 ストライクフリーダムガンダム」レビュー【後編】となる今回は、【前編】で見ていただいた“究極の金属表現”で構築されたフレーム状態までの組み上げから、完成までを追っていきます。ガンダム本体ほどの大きさもあるバックパックとスーパードラグーン、フレームにまとわせる全身の装甲、各種装備類を組み立ててその全容をご紹介しましょう。

【MGEX 1/100 ストライクフリーダムガンダム ロングPV】

 「ストライクフリーダムガンダム」は、2004年10月から1年間にわたって放送されたTVシリーズ「機動戦士ガンダムSEED DESTINY」で主人公“キラ・ヤマト”が劇中後半に搭乗したモビルスーツです。“究極の表現”を追求するMGEX(マスターグレード・エクストリーム)シリーズで新たにガンプラ化、11月19日より発売を予定しています。

【MGEX=究極のMS表現手法】
【前編】ではフレーム状態まで組み上げました
ストライクフリーダムの内部装甲はフェイズシフトによって金色に輝く!

 それでは早速【後編】を進めてまいりましょう。全身フレーム状態でも重めのMGクラスの組み応えがありましたし、それだけでも完成している“機動兵器=モビルスーツ”として魅力が満載ではありました。発表されている資料やプロモーション動画を観るとここに装備や装甲を組付けていくとスラっとしたフレーム状態とは違うマッシブな印象のスタイルに変化していくようです。それでは……キラ・ヤマト、ストライクフリーダム、いきます!

 なお、今回の記事は開発中の製品をもとに制作しております。製品版とは異なる場合がありますのでご了承ください。

ガンダム本体ほどの大きさがあるバックパックを組み立てる

 その数8基!巨大な青いスーパードラグーンシステムを片側4基装備するバックパックを組み立てていきます。スーパードラグーン8基とその基部となる機動兵装ウイングも8基、中央ブロックも多層構造となっていますのでなかなかの組み応えです。

 物量は多いですが、同じものの組み立てですので時間をかけてじっくり組み立てていきましょう。完成後はガンダム本体ほどもある大きさと緻密に重なり合うディテール、機動兵装ウイングを全開にしたらさらに広がるそのスタイルの迫力はすさまじいものがあります。

【組立:バックパック】
写真は全8基の機動兵装ウイングで、すでに4基は組み立てました。中央の2基分を組んでいきます
ゴールドのフレームに黒い装甲を組付けます。構造自体は単純ですので数をこなすのみです
上部にもフレームを内包して挟み込むだけです
ところどころにフレームのゴールドが露出してアクセントになっています
組み上がるとフレームと装甲とのコントラストがかっこいいです
バックパック中央部は大きいパーツで数は少なくなっています。剛性の確保にも寄与すると思われます
フレームを組んでバーニアノズルを組みます。ゴールド、レッド、ブルーの3色3パーツで情報量がものすごいです
上下のメインノズルの間にシールを貼りこみ……
そこへウイング状パーツを装着します。み、見えなくなる……
フレームを左右と上から装甲で挟んで……
ウイング状のパーツを差し込めば完成です
下側のメインノズルの左右にはエッチングシールを貼りこみます
左右の機動兵装ウイングをつなぐアームは中央との太い軸とウイングを接続する独立の軸があります
ウイング接続アームは細かい角度付けもできそうです
組み上げ時に硬かったらペンチでじんわり挟み込んでもいいと思います
片側2基の機動兵装ウイングをアームで中央の本体に接続します
8基のスーパードラグーンも数が多いだけですのでじっくりいきましょう
1基は4パーツで構造は簡単です
装甲内にゴールドのフレームを構成するパーツを挟み込んでいきます
特に接続部を構成するフレームパーツはディテールにもなっているので組んで確認して楽しい部分です
全部で8基完成しました
全てを機動兵装ウイングに取り付けました
展開すると大迫力に!