特別企画

ハッピーセット「リカちゃん」を一足先に遊んでみた!

気分はスタイリスト! ドレスコーデとヘアコーデに早速挑戦

 ハッピーセット「リカちゃん」では、第1弾と第2弾とで異なる遊びが楽しめる。具体的には、第1弾のリカちゃんはドレスが3段階に分かれており、付属のドレスパーツを使って、ショートドレスからロングドレスまで様々なドレスコーデを体験できる。第1弾の他のリカちゃんを集めれば、スカートを付け替えて「着せ替え遊び」も楽しむことができる。

 一方、第2弾のリカちゃんは、自由にアレンジできる髪の毛がついており、三つ編みやお団子といったヘアコーデを実際に体験できる。また、小物が描かれたアクセサリーカードを使えば、バッグやリボンなどでスタイルの幅を広げることができ、思い思いのコーディネートが楽しめる。

 今回のハッピーセット「リカちゃん」はその遊び方が特徴的なので、第1弾・第2弾の各ラインナップを紹介する前に、まずハッピーセットにおける「着せ替え遊び」と「ヘア遊び」について、どんな遊びができるのか触れておきたい。

実際に遊んでみよう!:ドレスコーデ編

 第1弾のおもちゃ袋には、ビニール袋に入ったリカちゃん人形本体とスカート部分にあたるドレスパーツが2つ、そして説明書が入っている。第1弾のリカちゃんは、髪の毛と手足は塩化ビニールのような少し柔らかい素材でできており、ドレス部分は全てプラスチック製。また髪の毛や手足はすべて固定されており、自由に動かすことはできない。

第1弾のパッケージ。リカちゃん本体にドレスパーツ、説明書が封入されている

 早速「ピンキーパールドレス リカちゃん」を例にドレスコーデに挑戦してみたい。

 パッケージから出してすぐのリカちゃんはショートドレス姿で、靴を履いた足が見える。スカートの中を覗いてみると、パーツを付けられるよう自然な形で溝が作られており、そこにドレスパーツをカチッと音がするまで押し込むとスタイルを変更することができる。簡単な手順でパーツを付けるたびにミドルドレス、ロングドレスと印象が変わり、1つのセットで3種類のスタイルが楽しめる。

【例:ピンキーパールドレス リカちゃん】
中央に見える丸い部分がパーツをつける場所になる
【ドレスパーツ】
各セットに封入されているのは2つ
カチッとはまるように僅かな突起がある
【ミドルドレスに変身】
パーツをつける際はカチッと音がする。はまった合図
ミドルドレスの完成!
【ロングドレスに変身】
続けて3段目のパーツもつけてみる
ロングドレスになると足は見えなくなり、上品な印象になる

 様々な色や形のドレスで装った個性豊かなリカちゃん。1体だけでもまるでドレスコーディネーターになった気分で楽しめるが、第1弾の他のリカちゃんにあるドレスパーツはそれぞれ付け替え可能なので、複数あればスタイルアレンジの幅を広げることができる。自分だけのスタイリングを考える楽しさ、そしてそれを披露する喜びを味わえる。1体だけでは飽きやすい人形遊びでも、リカちゃんならではの「着せ替え遊び」の要素があることで長く遊べるように工夫されている。

【ドレスコーデ:アレンジ例】

 ただし、自由に付け替え可能なのは2段目のパーツ単体か、2段目と3段目のパーツをセットで付け替えるときのみ。ロングドレス用にあたる3段目のドレスパーツに関しては、「シャイニーダイヤモンドドレス リカちゃん」は付け方が異なるため、同じシャイニーダイヤモンドドレスのパーツにしか付けることができない。また「ラベンダーアメジストドレス リカちゃん」の2段目に「ピンキーパールドレス リカちゃん」の3段目を付けようとすると、3段目の突起が2段目のパーツに届かないため、載せることはできてもカチッとはまらなかった。

 いろいろ工夫して付け替えてみてほしいが、基本的には各セットの2段目と3段目をセットで付け替えていくと、うまく着せ替えできると理解しておくとよいだろう。

【シャイニーダイヤモンドドレス リカちゃん】
3つの突起を合わせることでドレスが完成するため、他の3段目と合わせることができない
【ラベンダーアメジストドレス リカちゃん】
「ピンキーパールドレス リカちゃん」の3段目と合わせてみる
うまく装着できているように見えるが……
持ち上げると抜けてしまう
よく見ると突起が2段目まで届いていなかった

実際に遊んでみよう!:ヘアコーデ編

 一方、第2弾のおもちゃ袋にはビニール袋に入ったリカちゃん人形本体と、小物が描かれたアクセサリーカード、説明書が入っている。第2弾のリカちゃんは「サラン」という化学繊維でできた髪の毛が付いており、自由にヘアアレンジができるようになっている。なお、ドレスについては付け替えることはできない。

第2弾のパッケージ。リカちゃん本体に小物が描かれたアクセサリーカード、説明書が封入されている

 ここでは「ハートポニーテール リカちゃん」を例として三つ編みポニーテールに挑んでみた。

 髪の毛の結び方は、実際の三つ編みをしていく手順と全く同じ。3つの束を作って順番に編んでいく。最後に髪を留めるのに、付属のアクセサリーカードのパーツを使っても、自分の持っているヘアゴム等を使ってもよい。第2弾のリカちゃんはツートンカラーのヘアカラーなので、三つ編みは比較的簡単に挑戦できる。

【例:ハートポニーテール リカちゃん】

 ただ、三つ編みをしている最中は両手を使っているので、髪の毛を引っ張って編んでいるとリカちゃんが動いて倒れたりしてしまった。筆者が三つ編みに慣れていないということも多分にあるが、最初はコツを掴むのにかなりの時間がかかり、1体のヘアアレンジに1時間以上も費やしてしまっていた。

 殊に「ドリーミーウェーブ リカちゃん」では、お団子ツインヘアに挑戦してみたのだが、2時間以上格闘したものの、結局お団子ヘアにはできずじまい。最終的には輪ゴムを駆使して髪の毛をまとめていくことで、なんとかお団子ヘアの形にすることができた。

 このような奮闘劇の背景には、説明書にヘアアレンジの方法が一切記されていないということがある。これは自分のアイデアで人形のスタイルを変えていくという手応えのある遊びを体験させるための工夫なのかもしれないが、いつものハッピーセットのおもちゃとは一味違った、なかなか骨のある遊びが楽しめた。

「ドリーミーウェーブ リカちゃん」でのお団子ツインヘア

 また、ヘアアレンジだけでなく、アクセサリーや小物が描かれたカードを使って思い思いのコーディネートを楽しむこともできる。

 「ハートポニーテール リカちゃん」のアクセサリーカードには、バッグやブレスレット、リボンなどのパーツが用意されていた。パーツは全て紙製なので、切り抜く際は破かないように注意したいところ。アクセサリーを使えばスタイルの幅がぐっと広がり、もうすっかりスタイリストになった気分でアレンジに夢中になれる。

【アクセサリーカード】
破けやすいのでやさしく切り抜こう
ブレスレットをつけてみる
リボンを髪に通してみると……
また違った可愛らしい印象になる
【ヘアコーデ:アレンジ例】