特別企画

【あみあみ展示撮り下ろし】圧倒的なディテール!「ロボ道 ラビドリードッグ」

「装甲騎兵ボトムズ」のヘビィ級アーマーを立体化

【ロボ道 ラビドリードッグ】

2023年9月発売

価格:24,200円(税込)

撮影:あみあみ秋葉原ラジオ会館店

 threezeroより、2023年9月に発売されるノンスケールフィギュアの「ロボ道 ラビドリードッグ」。こちらはアニメシリーズ「装甲騎兵ボトムズ」に基づく「ロボ道」アイテム第1弾として立体化されたものだ。フィギュアの全高は約159mmとなっており、それほど大きいわけではないが全体的にボリューム感のある仕上がりになっているといった印象だ。

 ラビドリードッグといえば、作中でキリコ・キュービィーが最後に搭乗した機体で唯一の専用機ということもあり、思い入れのあるファンも多いのではないだろうか。ちなみに写真には写っていないが、こちらのフィギュアには、本体以外にも非可動のパイロットフィギュアやアームパンチ用の排莢エフェクトパーツ、そして交換式の右手パーツも3種類付属しており、様々な名シーンが再現できるようになっている。

ノンスケールフィギュアだが、サイズは全高約159mmだ

 ヒーローチックなスタイルのロボットアニメとは異なり、兵器のような無骨さがある種の魅力となっている「装甲騎兵ボトムズ」だが、今回の「ラビドリードッグ」では、その魅力を余すことなく再現されている感じだ。

 中でも注目したいのは、全身に施されたウェザリング処理である。まるでプロモデラーの作品のような仕上げになっており、自分で作ることなくこのレベルのアイテムを手に入れることができるのはありがたいところだ。

 もうひとつのポイントが、全身合計76ヵ所もの可動ポイントが用意されているところである。この可動フレーム部分には亜鉛合金ダイキャストが採用されており、様々な動きが再現できるようになっているのだ。そのため、作中に出てきたようなポージングも、ある程度再現することができそうである。

肩の辺りを見ると、鉄のような質感が良く出ている
ラブドリードッグの特徴のひとつである、左腕の大きなアイアンクローもバッチリ再現されている
メカニカルな魅力が詰まった作りになっているため、いろいろと眺め回したくなる

 これも写真には写っていないのだが、今回の「ロボ道 ラビドリードッグ」には実は大きく稼働するギミック盛り込まれている。フェイスガードや胸部コクピットハッチ、腹部メンテナンスハッチは開閉可能になっており、コクピットを露出させてキリコが乗り込んでいるような様子を再現することもできる。キリコのフィギュア自体は動かないが、着脱は可能になっており無人の状態でコックピットを露出差せることも可能だ。

まさにプロの業といった感じのウェザリング処理が施されている
可動部分が多いので、好きなポージングを取ることができそうだ
よく見ると細かいパーツがいろいろと取り付けられていることがわかる
右手には、大きなハンディソリッドシューターを装備

 見た目の素晴らしさもあるが、やはりいろいろと好きなポージングを取って写真を撮影したり飾ったりできるのは嬉しいポイントといえるだろう。「装甲騎兵ボトムズ」ファンはもちろんだが、単純にメカやロボットが大好きな人でも、コレクションとして押さえておきたくなるアイテムだ。

劇中同様、脚部には砂漠を走行するためのサンドトリッパーが取り付けられている
足元もずっしりとしており、安定感がある

 こちらの「ロボ道 ラビドリードッグ」は、現在あみあみ秋葉原ラジオ会館店でサンプルが展示中だ。いわゆる美少女フィギュアが並んでいる棚とは別の場所にあるので見つけにくいが、間近で実物を確認できる貴重な機会となっている。すでに3次受注の受付は締め切られてしまったが、今後の再販にも期待したいところである。

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