特別企画
トミカ歴代名車コレクション 017「ホンダ NSX-R」018「日産 リーフ」
2024年2月6日 00:00
- 【トミカ歴代名車コレクション】
- 出版:朝日新聞社出版
- 5月30日 創刊/隔週火曜日発売(全60号予定)
- 価格:
- 990円(創刊号サービス価格)
- 1,969円(2号~6号)
- 1,999円(7号以降)
“トミカ歴代名車コレクション”はタカラトミーが厳選した20台にオリジナルカラーデザインを施したトミカと、トミカの基本データの“トミカファイル”や歴史を振り返る“トミカペディア”、モデルとなった実車の開発経緯やメカニズム、バリエーションなどを解説した“名車カタログ”、さらにコラムニストによるリレーコラムをB5判オールカラー20(2号以降12)ページに凝縮したマガジンで構成されています。今回は第17号「ホンダ NSX-R」(2024年1月9日発売)、第18号「日産 リーフ」(2024年1月23日発売)を紹介します。
本誌では隔週火曜日に発売されるこのマガジンを月イチでまとめて紹介したいと思います。全部をコンプリートしても、好きな車種だけ集めても自分だけの唯一無二なトミカコレクションができあがることでしょう!
創刊当初全60号の予定でしたが20号でひとまず休刊となることが発表されました。
50年を超える歴史あるトミカの世界をコラムとともにコレクション
筆者は現在毎月登場するトミカを紹介させていただく記事を書かせていただいておりますが回を追うごとにそれぞれのクルマやトミカの歴史などを調べるにつけ、人々の生活に欠かせない重要な要素である“クルマ”を取り巻く状況にものすごく興味がわいてきています。そして50年を超える歴史を紡いできた“トミカ”というミニカーの世界とはどういうものなのか……毎月魅了されっぱなしです。
マガジン形式で紡がれる“トミカ歴代名車コレクション”にはマガジンとこのコレクション限定のオリジナルカラーデザインで彩られたトミカが付属します。これはスポーツカー、一般車、はたらく車といったバリエーションの広い車種が選択されているとのことで、筆者のクルマ・トミカへの探求心にさらに火がついちゃいました。
通常のトミカをコレクションしている方にはカラーバリエーションというだけで欲しくなってしまうところがあるのではないでしょうか。お値段は少々お高いところもありますがクルマやトミカの資料と共にこれでしか手に入らないトミカを入手できるのはきっとトミカや実車のファンを満足させてくれるコレクションアイテムだと思います!
本稿では1月9日発売の第17号、1月223日発売の第18号に付いてきた各名車を紹介していきます。
017「ホンダ NSX-R」は、日本のホンダから1990年に初代が登場。当時日本中を沸かせていたF1グランプリでマクラーレンチームにエンジンを供給していた同社が満を持して登場させた2シーターのミッドシップスポーツカーです。スポーツカーとしつつもその実スーパーカーとも呼べるスペックを持って市販化されました。1992年には前身となる「タイプR」が登場、その後改良が続けられ2002年に「NSX-R」となりました。
018「日産 リーフ」は、日本の日産から2010年に初代「ZE0型」が登場した二次電池式電気自動車(BEV:バッテリー・エレクトリック・ビークル)、つまりガソリンを使わない完全な電気自動車を量産可能にした世界初のクルマであり“技術の日産”を世界に印象付けました。2017年から2代目のZE1型にフルモデルチェンジ、これが今回のトミカのモデルです。
トミカ歴代名車コレクションのパッケージはトミカの箱を収めるB5サイズの収納箱を覆う形で各号のカバーと、収納箱の裏面にマガジンを配置したオープンタイプとなっています。
タカラトミーが展開するトミカは“子供の手のひらに収まるサイズのミニカー”というコンセプトを掲げ1970年に誕生しました。ボディの素材にはダイキャストを使用し、手に取った時のずっしり感と実車同様焼き付け方式による美しくも強固な塗装が施されたトミカは手の中で格別の存在感を放つ存在として50年を超える歴史を積み重ねて2021年末には累計販売台数は7億台を超えました。
軽く押すだけでするするっとよく走る走行性能やクルマによってはサスペンションやドアの開閉等のアクションも持っています。手ごろな価格でもあることからファンも多く、物心つく前から触れている方も多いのではないでしょうか。
なお、本記事では他にトミカタウンシリーズなどのトミカ関連商品からいくつか組み合わせて撮影している場合があります。
(C) TOMY 「トミカ」は株式会社タカラトミーの登録商標です。