特別企画

ハッピーセット「Ty(タイ)せかいのどうぶつのぬいぐるみ」を一足先に遊んでみた!

7つの大陸の動物たちがかわいいぬいぐるみで登場!

【ハッピーセット「Ty(タイ)せかいのどうぶつのぬいぐるみ」】

第1弾:10月22日~10月28日

第2弾:10月29日~11月4日

第3弾:11月5日~

価格: 470円~500円(税込)

 日本マクドナルドは、全国のマクドナルド店舗にて、ハッピーセット「Ty(タイ)せかいのどうぶつのぬいぐるみ」を10月22日より期間限定で発売する。ハッピーセットの価格は470円(税込)より。一部店舗では価格が異なる場合がある。また、各おもちゃは数量限定でなくなり次第終了となる。

 9月17日より販売開始となったハッピーセット「プラレール」と「ハローキティ」に続き、10月の新作おもちゃとして登場するのが「Ty(タイ)せかいのどうぶつのぬいぐるみ」だ。今回は、世界150カ国以上で愛され続けているぬいぐるみブランドのTy(タイ)とタッグを組み、世界7大陸に住む様々な動物たちを可愛くデフォルメ化。全14種のぬいぐるみとひみつのおもちゃ1種のラインナップで、10月22日より約4週間提供される予定だ。また、週末プレゼントとして、10月23日と24日の2日間のみ、ハッピーセット「Ty(タイ)せかいのどうぶつのぬいぐるみ」を1セット購入すると「Ty(タイ)どうぶつシールブック」がプレゼントされる。こちらも数に限りがあるため、なくなりしだい終了となる。

 今回のハッピーセット「Ty(タイ)せかいのどうぶつのぬいぐるみ」は、それぞれ異なる大陸の動物たちをピックアップしておもちゃを展開。10月22日より10月28日までが第1弾・全8種類のおもちゃが登場。10月29日より11月4日までが第2弾となっており、こちらは全6種類のおもちゃに加えて「ひみつのおもちゃ」(1種類)が登場する。11月5日からは第3弾も予定されており、全体を通してかなり充実したラインナップとなりそうだ。

 弊誌ではこれまで「ハッピーセット 一足先に遊んでみた!」と題して、ハッピーセットの新作おもちゃをその発表に先駆けて体験し、各おもちゃのフォトレポートを毎回お届けしている。今回もハッピーセット「Ty(タイ)せかいのどうぶつのぬいぐるみ」のおもちゃサンプルを一足先に遊ぶことできたので、本稿ではその魅力をお伝えしていく。

 今回のハッピーセットのテーマは、想像力と表現力、そして自然科学だ。ぬいぐるみで遊ぶことを通して、地球上の様々な地域に住む動物たちに親しんでいき、生命に対する興味と遊びを広げていくことが目的だ。ひとつひとつのおもちゃは、特別なギミックなどは一切なく、純粋なぬいぐるみとして作られている。しかし、だからこそ広がっていく想像力というものが生まれるのである。

 少し話が横道にそれるが、友人の子供が小学生だった頃、目の前で人形遊びをしているのを目にしたことがあった。人気ゲームのキャラクターではあったが、その人形自体に特別なギミックは全くなかったのにもかかわらず、彼の頭の中では激しい戦闘が繰り出されており、それを人形で再現しているようにひとりで遊んでいたのだ。そのときは、自分の中ですっかり失われてしまった子供のイマジネーションの凄さに驚かされたのだが、こうした“ごっこ遊び”こそが、想像力を高めていくれるのだろう。話を元に戻すと、このハッピーセットでも、ぬいぐるみを使ったごっこ遊びを通じて、動物たちへの感心が高まり、自らの表現力や想像力も高めていくことが目的となっている。

 そのぬいぐるみを手掛けているのが、老舗ブランドのTyである。筆者は、普段ぬいぐるみに関わることがほぼなかったためその存在を知らなかったのだが、同社は億万長者のタイ・ワーナー氏が1986年にアメリカで設立した企業である。Tyがこだわっているのは「手触りの良さ」だ。この手触りは、科学技術がどれだけ発展したとしても変わらない万国共通のものである。そこで同社では、ぬいぐるみに使用する生地を、すべて独自に開発しているのだという。そうしたこともあり、今回のハッピーセットのぬいぐるみたちも、どこか優しい感じるのする肌触りになっているのが印象的であった。

左から「キリン」、「カンガルー」、「コアラ」、「ライオン」、「トナカイ」、「トラ」、「キツネ」、「パンダ」
左から「ペンギン」、「アラスカアカヒグマ」、「ナマケモノ」、「ブラックジャガー」、「アメリカワシミミズク」、「ヒョウアザラシ」

各地を代表する動物たちがキュートなぬいぐるみになって登場!

 これまたお恥ずかしい話ながら、今回のラインナップを見てあらためて学ぶことがあった。それが、世界の7大陸だ。ハッピーセットの第1弾と第2弾では、アフリカ、アジア、オーストラリア、ヨーロッパ、南極、アメリカと、6大陸しかないから残りは第3弾なのかなと思いきや、アメリカは北アメリカと南アメリカに分かれていたということを、今回の企画をきっかけに知ったというわけである。いやはや、子供の頃は世界の7不思議などの本も読みまくっていたので、こうした情報も当たり前のように知ってるつもりだったのだが……いくつになっても、新しいことを学べるのはありがたいことかもしれない。

 ということで、このハッピーセット「Ty(タイ)せかいのどうぶつのぬいぐるみ」では、それぞれの地域にしか住んでいない特別な動物たちが登場する。いずれも可愛くデフォルメされた姿になっており、不思議な魅力と愛着が感じられるようになっている。

【パッケージ】
こちらが今回のおもちゃ袋。左が第1弾で、右が第2弾だ
パッケージの中身には、ぬいぐるみ1体と動物に関する情報が書かれた説明書が含まれている
耳などのパーツ部分を抜かすと、サイズは約9cmほどだ
【ハッピーセット「Ty(タイ)せかいのどうぶつのぬいぐるみ」開封動画 - HOBBY Watch】

 今回のハッピーセット「Ty(タイ)せかいのどうぶつのぬいぐるみ」では、10月29日より登場する「ひみつのおもちゃ」を除いて、第1弾と第2弾とを合わせて合計14種類のぬいぐるみが登場する。

 第1弾では、アフリカ、アジア、オーストラリア、ヨーロッパの4大陸から、それぞれ2匹の動物をピックアップ。アフリカは「ライオン」と「キリン」、アジアは「パンダ」と「トラ」、オーストラリアは「コアラ」と「カンガルー」、ヨーロッパは「キツネ」と「トナカイ」の8種類だ。

 約9cmというサイズ感的にもちょうどよく、小さいお子さんはもちろんのこと老若男女問わず誰しもが集めたくなりそうな完成度だ。自分が大好きな動物が含まれているならば、是非とも入手しておきたいところだろう。

【ラインナップ】
第1弾のラインナップから、アフリカの動物「ライオン」、「キリン」とヨーロッパの動物「キツネ」、「トナカイ」
第1弾のラインナップから、アジアの動物「パンダ」、「トラ」とオーストラリアの動物「カンガルー」、「コアラ」
第2弾のラインナップから、南極の動物「ペンギン」、「ヒョウアザラシ」と北アメリカの動物「アメリカワシミミズク」、「アラスカアカヒグマ」、そして南アメリカの動物「ナマケモノ」、「ブラックジャガー」だ。

オリジナルTyそのままのクオリティを再現

 有名ブランドのコラボアイテムということもあり、気になるのはどこまでそのクオリティが再現されているのか? ということだろう。ということで、たまたま自宅の隣に某有名おもちゃチェーン店があったため、さっそくTyの既存製品を入手してきてみた。今回入手したのは、犬のスラッシュのぬいぐるみだ。KC(キーチェーン)サイズが高さ8cm、Mサイズが高さ15cm程だが、写真を見てわかるように、一番小さいKCサイズよりもやや小ぶりといった感じである。

 同じスラッシュのぬいぐるみでも、MサイズとKCサイズでは若干見た目が異なるが、今回のハッピーセットでは見た目的にはMサイズのクオリティに近い印象を受けた。

左からMサイズ、KCサイズ、そして今回のハッピーセットのぬいぐるみだ

 先ほども少し触れたように、Tyの最大の特徴は素材にまでこだわって作られた手触り感である。こちらに関しては、ほぼ既存の製品と変わらない、どこかしっとりとした手に馴染みやすいものになっている。動物の種類によって微妙にいくつかの種類があるのか、見た目も少しずつ変わっているところも面白いポイントだ。

 たとえばオレンジ色に近い見た目のキツネは、短く毛が刈り取られたツヤツヤした見た目になっている。一方、ナマケモノの全身を覆う毛はやや長めになっており、こちらはモフモフとした見た目だ。トナカイは、その中間といった感じである。

ナマケモノは毛が長めでモフモフ感が強い
こちらはトナカイの毛並み。その動物がぬいぐるみでもうまく再現されている

 Tyのぬいぐるみは、目も印象的だ。色は動物によっても異なるのだが、いわゆる白目にあたる部分にはキラキラと光るラメが混ぜられた色が付けられている。こちらに関しても、オリジナルの商品同様今回のハッピーセットのぬいぐるみでもそのまま引き継がれている。大きな目はかわいらしさをアピールするのに欠かせない要素だが、瞳のまわりがカラフルだとこれまた違った魅力を感じさせる。

白目部分は、ラメが入ったキラキラとした感じになっている

 ハッピーセット「Ty(タイ)せかいのどうぶつのぬいぐるみ」では、すべてのぬいぐるみにタグが付けられている。こちらはオリジナルの商品と比較するとやや大きめのサイズとなっているようだ。表はコピーライトなどが記載されており、裏面には洗濯時の注意事項や使用している素材などが書かれている。もし子供が遊んで汚してしまった場合は、こちらで確認してから洗濯するようにしよう。

 ちなみに、オリジナルの製品もそうだが、今回のハッピーセットのぬいぐるみにもそれぞれ動物ごとに名前が付けられている。このタグの赤字に白文字で書かれているのが、その動物に付けられた名前だ。

左がハッピーセットで、右が既存製品のKCサイズ。タグの大きさが微妙に異なるのは面白い。このタグに赤字に白文字で書かれているのが、名前だ
こちらはタグの裏側。汚れが付いたときは、こちらを確認しよう

 Tyブランドのぬいぐるみの、もうひとつの特徴になっているのが赤いハートマークの形をした「Tyハートタグ」だ。これが付いていることで、ブランドの見分けがしやすくなっているというわけである。コレクターの間では、このタグも大切に保管しておきたいという人もいるようで、公式サイトでは「Tyハートタグ」を保護するための公式ケース「Ty Heart Protector」という商品まで販売されている。

 さて、今回のハッピーセット「Ty(タイ)せかいのどうぶつのぬいぐるみ」に付けられている「Tyハートタグ」は、オリジナルの商品と比較してしっかりとハートの形が保たれているような形になっている。こちらは、表面はいつものデザインになっているが、裏面には動物の名前と種類、このぬいぐるみに設定された誕生日や生息地域などが記載されている。こうしたちょっとした情報が、子供たちにとってはその動物に興味を持ち好奇心をかき立ててくれる材料になるのかもしれない。

今回のハッピーセットのぬいぐるみに付けられている「Tyハートタグ」。オリジナルの商品よりも、しっかりとしたハートマークの形になっているのは面白い
「Tyハートタグ」の裏側はこんな感じ。「DOTSON」と書かれているところは、このブラックジャガーのぬいぐるみに名付けられた名前だ
【ハッピーセット「Ty(タイ)せかいのどうぶつのぬいぐるみ」カンガルー - HOBBY Watch】

ケースに飾るときはひと工夫必要な場合も?

 基本的にこうしたぬいぐるみは、小さなお子さんが手に持って遊ぶ用に作られている。だが、中にはケースに飾っておきたいとい人もいるかもしれない。サイズ的にも小ぶりであるため、100円均一などのショップで売られているようなものでも十分に飾ることができる。しかし、ひとつだけ注意がここ必要だ。

 実は、今回のハッピーセット「Ty(タイ)せかいのどうぶつのぬいぐるみ」のぬいぐるみの多くは、バランス的に自立させて立たせるのがやや難しいものが多い。そのため、あらかじめ両面テープのようなものを用意するか、あるいはマジックテープのような方式で着脱を可能にしておいたほうがいいだろう。

ケースなどに入れて飾るときは、ある程度固定できる両面テープのようなものも用意した方がいいだろう

 ちなみに、今回購入してきたケースは、やや高さがギリギリだったこともあり、アラスカアカヒグマなど背が高めのものや耳のあるぬいぐるみなどは入れるのに適していなかった。可能ならば高さ10cm以上のサイズが収納できるケースを見つけて利用した方いいだろう。

アラスカアカヒグマは頭が押さえつけられる感じになってしまったため、急遽ペンギンにバトンタッチ。撮影のため固定しなかったが、やはり不安定なのである程度対策はした方がいい感じだ