特別企画

タミヤのRCカーに挑戦! 「コミカル アバンテ」を組み立てる

サーキットで走行練習

 組み立て上がったからには走らせたい。筆者の家から行きやすいRCサーキットを探し、ホビー専門店「HOBBY SHOP TamTam(タムタム)大宮店」で試走を行なった。

 TamTam大宮店は郊外店だけに店内は広く、豊富な品揃えの他にドリフト用サーキットが設けられている。そして屋上に、広い屋外サーキットと室内のピットスペースが併設されている。Tamca会員(入会金100円 年会費無料)になると、サーキットを会員料金で、よりリーズナブルに利用できる。この機会に筆者も会員になってみた。

【TamTam大宮店】
RCドリフト用サーキットが設けられている
大宮店は室内のピットスペースもある

 筆者の家の周りでは気軽に走らせる場所がないためサーキットは練習場所としても最適だ。アクセルワーク、ハンドリング、微妙な力加減は練習しないと身につかない。特にこちらに向かって走っている時のハンドル操作はとっさにどっちに切ればわからなくなって混乱する。

 それでも落ち着いて練習を重ねればきちんとコースを走れるようになる。今回は序盤の走りと少し練習を重ねた動画を撮ってみた。見比べて欲しい。練習を重ねることできちんと走らせるようになっているのがわかるだろう。今後さらに走りを洗練させていくつもりだ。

【タミヤのRCカーに挑戦! 「コミカル アバンテ」を組み立てる 練習走行で感覚を覚える】
こちらは走り始めのころ。まだ左右のハンドルの切り方や、アクセルワークのコツがつかめてない

【タミヤのRCカーに挑戦! 「コミカル アバンテ」を組み立てる だんだんコツを覚えてきた!】
アクセルを抑え気味に、ハンドリングワークもだんだん加減がわかってきた

 今回走らせて改めて「コミカルアバンテ」の楽しさ、面白さが見えてきた。車高の高い「コミカルアバンテ」は走っている姿がまずその名の通りコミカルだ。そして急発進でウィリー、急停止で後輪が上がる“ジャックナイフ”状態にできる。最初はアクセルワークの加減がわからずウィリーしたりしていたが、練習を積めば自分の思ったとおりのコミカルな走り方させられそうである。

 そしてやはりレースを目指していきたい。「コミカルアバンテ」は車高が高いためスピードを上げて曲がると横転する可能性も高い。転がらないスピードでのコーナーワーク、よりスムーズに走らせるライン取り……筆者のマシンはタミヤが主催するレース「タミヤRCカーグランプリ」出走を前提として組み上げている。まずレースに出場、そこから他の出場者に負けない走りを目指していきたい。

 そう、「タミヤRCカーランプリできちんと走る」、それこそが「コミカルアバンテ」を組み立てた理由であり、筆者がRCに挑戦する大きな目標なのだ。筆者の挑戦はこうして始まった。今後もRCの面白さ奥深さを体験し、お伝えしていきたい。

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