特別企画
タミヤのRCカーに挑戦! 新マシン「1/10RC NSX 」を組み立て、”ツーリングRCカー”でレースを目指す!
TT-02シャーシ
2021年7月12日 00:00
NSXの透明ボディをマスキングしてスプレーで塗装する!
シャーシが出来たので、続いてボディの作業に移る。今回購入した「NSX」のボディは透明の成型色で、自由に塗装することができる。今回はスプレーで塗装していった。
まずはラインに沿って余白部分をカット。その後ホイールの時と同じく中性洗剤で洗い、渇かしたら、透明に残す部分を付属のマスクシールで覆ってやる。
次に、「PS-5 ブラック」で塗装する部分(前後と屋根)以外の、「PS-57パールホワイト」で塗装するボディ部分にマスキングテープを貼っていく。
ポリカーボネート専用の塗料は独特の強い刺激臭がある。塗装にあたっては換気を徹底しマスクを付けるなど、注意書きに従って行なう。集合住宅など、臭いが洩れて困る環境であれば、慎重に検討して使おう。場合によっては模型制作スペースなどを利用するのも良いだろう。
「ブラック」、「パールホワイト」の塗り分けが終わったら、表面の保護フィルムを剥がし、シールを貼っていく。細長いシールも多く、思ったより時間がかかるので、焦らず丁寧に切って貼っていこう。ピンセットを巧く使えば、より綺麗に仕上げられる。
シールを貼り終えたら、ボディにシャーシへの取り付け用とアンテナを通す穴を開け、サイドミラーを付ける。最後にシャーシに載せれば完成だ。
ホンダ党で普段ホンダのミニバンに乗っている筆者としては、いつかは乗ってみたいスポーツカーが「NSX」だ。1/10スケールのボディは迫力があって、飾って眺めているだけでも楽しい。さらに自分の手で操縦するとなると、よりワクワクする。
また、初体験のツーリングカーシャーシである「TT-02シャーシ」を組んでみて、「部品点数を抑えたパーツ構成で組み立てが容易」という説明通りの車体であると思った。シンプルな構成で、各部の動きを理解しながらステップアップしていくのに最適なシャーシだと感じる。
「コミカルアバンテ」の練習中、コースでは皆さんツーリングカーを走らせていて、直線でのスピードが目に見えて違っていた。自分の手でその速さを扱えるか不安もあるが、「コミカルアバンテ」も最初の真っ直ぐ走るのもやっとだった頃から練習を重ねてそれなりに上達したので、努力したいと思う。
次回から、実際に走行しつつ、徐々にカスタムし、積極的にもレースに参加していく予定である。