トピック
厳寒のフィールドを東京マルイ純正リポバッテリーで駆け抜ける! ~冬こそ「MS・Li-Po バッテリー」~
次世代「MP5シリーズ」&電動ガンプラス「P90プラス」で検証
- 提供:
- 東京マルイ
2024年2月6日 00:00
- 【MS Li-Po バッテリー 7.4V 1500mAh[スタンダードタイプ]】
- 2023年5月17日 発売
- 価格:8,580円
- 【MS・Li-Po セーフティチャージャー】
- 2023年5月17日 発売
- 価格:14,080円
- 【MS・Li-Po セーフティバッグ】
- 2023年5月17日 発売
- 価格:8,580円
- 【MS・Li-Po バッテリーチェッカー】
- 2023年5月17日 発売
- 価格:7,480円
「MS・Li-Po バッテリー」対応製品4アイテムをイッキ見!
2023年12月末の本稿執筆時点での「MS・Li-Po バッテリー」対応の製品は、「M-SYSTEM」搭載の「次世代電動ガン MP5 シリーズ」3種類と「PLUSシステム(=FET回路)」搭載の「電動ガンプラス」1種類の全4機種。
4機種とも発売時に詳報レポートをお届けしているが、本稿では改めてそれらの特徴をおさらいし、「MS・Li-Po バッテリー」と共に使用した際の感触をお伝えしていく。
「M-SYSTEM」搭載・次世代電動ガンMP5シリーズ
「MS・Li-Po バッテリー」対応の「M-SYSTEM」搭載の次世代電動ガンが、「MP5シリーズ」だ。外観が極めてリアルであることは無論の事として、東京マルイでは、「MP5が1番輝いていた時代」である1990年代の製造タイプを刻印や質感に至るまで再現。これぞ「MP5エアソフトガンの決定版!」といえる仕上がりになっている。
その外観の再現度と共に注目すべきなのが、新基軸の「M-SYSTEM」だ。従来の電動ガンの標準装備だった機械式スイッチのトリガーではなく、FETで電流をコントロールする電子トリガーを採用し、セミオート・フルオート・3点バーストの射撃モードを完全に切り替え可能にしたうえで、バッテリーの状態やマガジンの残弾を感知するセンサーを備えている。
さらに「MS・Li-Po バッテリー」に対応している「M-SYSTEM」は、正に次世代という概念をも超える新基軸の機構だといえるだろう。特に、実銃で利便性から導入されながらも機構の複雑さ、不確実性からオミットされるようになってきた3点射バーストがバッチリ入っていることは実用性の面からも非常に大きな特徴だ。
外観・実射性能共に最高の電動ガンが、「M-SYSTEM」搭載の次世代電動ガン「MP5シリーズ」である。加えて同シリーズからは、3種類のバリエーションが展開されているのもポイントが高い。下記の項目では各バリエーションについて紹介していく。
次世代電動ガン「MP5 A5」
2021年8月18日 発売
価格:65,780円(税込)
種類:次世代電動ガン
全長:500mm / 660mm(ストック伸長時)
銃身長:229mm(インナーバレル長)
重量:3,100g(空マガジン、バッテリー含む)
弾丸:6mm BB(0.2~0.28g)
動力源:8.4Vニッケル水素1300mAhミニSバッテリー / 東京マルイ 純正LiPoバッテリー(後日発売予定)
装弾数:72発
記念すべき「MS・Li-Po バッテリー」対応製品第1弾が2021年8月18日に発売された次世代電動ガン「MP5 A5」だ。映画「ダイ・ハード」などでも活躍し最もポピュラーモデルだ。
外観は、台形のハンドガードとリトラクタブルタイプのストックを備え、極めてコンパクトだ。取り回しの良さでメインウエポンとしては機動性に優れているし、コンパクトで携帯性の良さからスナイパーのサイドアームにも良いだろう。
2021年の発売時には「MS・Li-Po バッテリー」が間に合わなかったので、今回初めて完全な形で実射が行なえた。気温を物ともしないキレのある快調な作動を体験できる。「M-SYSTEM」のポテンシャルは「MS・Li-Po バッテリー」と組み合わせることで最大限に引き出されることが実感できた。
次世代電動ガン「MP5 SD6」
2022年12月22日 発売
価格:72,380円
全長:600mm/760mm(ストック伸長時)
銃身長:229mm
重量:3,180g(空マガジン、バッテリー含まず)
弾丸:6mm BB(0.2~0.28g)
動力源:8.4Vニッケル水素1300mAhミニSバッテリー/MS•Li-Poバッテリー[スタンダードタイプ]
装弾数:72発
「M-SYSTEM」搭載第2弾は丁度1年前の2022年12月22日に発売された次世代電動ガン「MP5 SD6」だ。「MP5 A5」と共用のリトラクタブルストックで、フロント部分に減音機構であるサプレッサーを標準装備したタイプとなる。
東京マルイでは吸音材を仕込んだサウンドサプレッサーと、軟質素材のハンドガードを新たに製作し、リアルに再現。特に特殊部隊などの雰囲気を楽しむのに最適な外観となっている。
また、サウンドサプレッサーには高い減音効果があるので、サバイバルゲームでも秘匿性が得られ、幻惑させる戦術が採れるのも大きな魅力だ。夏場にレポートした時と同様の実射性能を冬場でも発揮した。
次世代電動ガン「MP5 A4」
2023年10月18日 発売
価格:71,280円
全長:680mm
銃身長:229mm
重量:2,790g(空マガジン、バッテリー含む)
弾丸:6mm BB(0.2〜0.25g)
動力源:8.4Vニッケル水素1300mAhミニSバッテリー/MS•Li-Poバッテリー[スタンダードタイプ]
装弾数:72発
本稿執筆時点での「M-SYSTEM」搭載電動ガン最新版が2023年10月18日に発売された次世代電動ガン「MP5 A4」だ。「MP5 A5」の前期型に位置付けられる、固定ストックを備えたタイプとなっている。
携行性はテレスコピックタイプに譲るが、肩付けのホールド性は高く、より安定した射撃姿勢が取れる。銃を構えたままで移動したり、素早いサイテイングも行なえるので射撃性に優れ、初心者でも扱い易いのが特徴だ。
「M-SYSTEM」と「MS・Li-Po バッテリー」で最強タッグ結成!
現時点では、「M-SYSTEM」と「MS・Li-Po バッテリー」の組み合わせはやはりサバイバルゲームで最強のウェポンといえるだろう。セミオート・バースト・フルオートといずれの射撃モードでも、トリガーを引いてBB弾が発射されるまでのレスポンスが抜群に良い。
バッテリーの状態やBB弾の有無まで感知して全体をコントロールするので、リアルで実用性が高いうえ、初心者でも安心して使用できる。次世代電動ガンならではのリコイルも楽しめるが、人間工学に基づいたストックをリアルに再現しているので、射線が大きく狂うような感覚もない。
初心者が初めて購入するのにも、ベテランの買い足しにも、買い換えにもおすすめできる最高級の製品が、次世代電動ガン「MP5シリーズ」だ。
電動ガンプラス「P-90プラス」
2023年5月17日 発売
価格:40,480円
全長:505mm
銃身長:247mm
重量:2,200g
弾丸:6mmBB(0.2~0.25g)
動力源:8.4Vニッケル水素1300mAhミニSバッテリー/MS・Li-Poバッテリー[スタンダードタイプ]
装弾数:68発
完全新規で製作された本体に「M-SYSTEM」を搭載した次世代電動ガン「MP5シリーズ」に対し、既存の電動ガンスタンダードタイプに「MS・Li-Po バッテリー」対応の「PLUSシステム」を搭載し、電子トリガー化した製品が「電動ガンプラス」シリーズだ。
「PLUSシステム」では3点バーストや残弾が0になった時のオートストップ機構がオミットされている点が「M-SYSTEM」との大きく異なる。2023年現在は「P90プラス」が発売済みで、既に今後の発売予定の第2弾「パトリオットプラス」と第3弾「G36Cプラス」がアナウンスされている。
「PLUSシステム」で既存の製品を電子トリガー化し、「MS・Li-Po バッテリー」に対応させることで、安価にFETとリポバッテリー環境を同時に手に入れることができる。
「P90プラス」の外観は、既発で再現度の評価が高い電動ガンスタンダードタイプの「P90」が元になっている。一部表面処理を変更した以外は同じ規格なので、従来品のマガジンを流用可能だ。
そして最大の特徴である実射性能だが、電子トリガーとなったことで機械式のトリガーで多用するとトラブルを誘発するセミオート射撃を心置きなく使える。セミオート戦でも安心だ。さらに、フルオートも、電流を電子的に制御しているので従来品と同じメカボックスとは思えないキレが感じられる。
「PLUSシステム」のおかげで、スタンダード電動ガンのメカボックスの潜在能力が解放された感覚だ。そして「MS・Li-Po バッテリー」を使用すると、真冬でも安定してセミオート、フルオート射撃が行なえるのが大きなメリットとなっている。
サバイバルゲームで頻度が高いセミオート戦に別の銃を用意する必要がなく、初心者の入門用として最適なのは勿論、安価でベテランゲーマーの買い換えや買い足し、リポバッテリー初心者の導入としておすすめできる製品となっている。
次のページでは、実際に真冬のサバイバルゲーム参戦した際の使用感や、「MS・Li-Po バッテリー」とニッケル水素バッテリーを冷やした際の性能の変化などを紹介する。